学ぶことの価値自体を洗い直せば毎日の勉強も長続きするかもしれません

昨日2月6日は電験1種、2種の最終合格者発表日でした。

わたしでは及ぶべくもない試験ではありますが、Twitter上ではたくさんの人が合格の喜びツイートをされていました。

わたしも勉強を継続できない人間なのですが電験3種だけは数年間勉強を続けられました。

最後の合格は自分の実力から言ってマグレそのものですが、もし取得できていなかったのであれば今でも勉強を続けていると思います。

自分にとっての価値を考える

3種を取得する前の自分が考えていたことと言えば

「電気管理技術者になり、あまり世の中と直接関わり合いになるような立場に立たなくて良いようにすること。」

でした。

この1点の考え方を持って勉強を続けることが出来ました。

何故そんなに電気主任技術者になりたいのかと言われると

この記事に書いてあるMさんのような立場になりたくて勉強を続けることが出来たのでした。

※(記事を書いた当時は知識がなかったので電気管理技士という表記になっていますが、そのままにしておきます。)

わたしは会社づとめが嫌で嫌で仕方がなかったのですが、その嫌で仕方がない会社員を辞めることができるかもしれない!という希望を電験という資格に見出したのです。

当然、今では電気管理技術者として生きるのもそんな生易しいものではないということは分かっています。

しかし選択肢が増えたことは間違いはありません。

もしかしたら電気のことがあまり分からなくても業界の片隅でひっそり生きていけるかもしれないですが、電験を持っていなければそれも叶わないかもしれません。

資格は持っていないとどんなに能力があっても「持ってないですよね?」で終わりです。

いくら沢山の実務をこなして仕事の内容が分かっていても資格を持っていないだけで会社内では下に扱われたりします。

理不尽ですが世の中の仕組みとして定着してしまっているので仕方ないですね。

結論としては勉強が嫌い、毎日続けられない、という人でも勉強そのものに価値を見出せば続けられるかもしれないということです。

仕事は生きていくために仕方なくやっている人が多いと思います。受動の状態ですね。

しかし、勉強をするという行為は能動の行為です。誰かが「やれ!」と言ってくれるわけではありません。

普段受動で動いているのに今度は毎日能動で少しずつでも努力できるようにする…。

普通にやるとかなり心に負担が生じます。嫌な仕事をしているのであれば尚更、仕事のあとで勉強なんて嫌になるでしょう。

「勉強が面白くなってきた」などと自分を騙したり、職場の人たちを見返してやろうという気持ちでは長続きさせるのは難しいです。

次に述べることは「会社づとめが嫌だ」、という人限定の考え方ではありますが…

自分がやろうとしていることを調べたり、人に聞いたり、実際に体験したりして

「この道を行けば世の中から距離を置けるかもしれないな」

ということを探してみると以外に続けられる気がします。

コミュ障や発達障害は世の中に対する忌避感が結構強いので「世の中から離れられる」という一点突破でイケるかも、というご提案です。

別に電験で無くてもよくて、絵でも音楽でも芸でもいいと思いますがたぶん取得後の収入や立場がある程度見込める電験を取得されてから他の道も模索されるのが良いのではないかなー、と感じます。

起業するのはエネルギーが要りますし、かといって会社員として生涯縛られるのもなあ…ということに対する折衷案です。

是非取得されて下さい。

そのあとのことは取ったあとで考えていきましょう。

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コメント

  1. 通りすがり より:

    こんにちわ。

    「世の中から離れらるかも」というのは重要なモチベーションになりますよね。
    あとは、こんな人生でも一花咲かせてやったというのも大きかったです。
    他人がどう評価するかはまちまちだと思いますが、自分にとって大きな挑戦
    であることには変わりないですから。

  2. 田舎ビルメン より:

    私の場合は電験勉強は楽しくなりましたね。
    H24,25年に受けたのですが、ありとあらゆる意味で運が良かったです。
    まず、勉強の取り掛かりでH23の問題を“眺めて”みました。理論で完全に行き詰まりました。特に問5,問7が絶望的でした。なぜなら分数計算ができなかったからです。問題の意味は分かります。どの公式に当てはまるのかも分かります。ですが展開ができない、という絶望的な状況だったんです。
    そんな時、良書と出会いました。計算問題に特化しており内容的にシンプルにまとめられており、問題文を読む→図にする→どの公式を使うかを決める→計算する、というものでした。その通りにすると計算問題はほぼできるようになりました。ズバリ書くとこれさえあれば理論は合格間違いなしでした。その頃から勉強が楽しくなりました。
    とにかく数学、というか算数の毛が生えた程度から勉強を始めた私には時間がありませんでした。しかも母親が重い病気にかかっており(H24、2月に亡くなりました)それもあったので思い切った方式を取りました。ネットで過去問の項目別のまとめがありましたので、それを参考にして
    理論:交直流、静電、磁気
    電力:火力、水力、機器(変・送配電)
    機械:直流機、同機機、誘導機、変圧器、照明
    法規:時間があれば過去問
    を勉強するというもので、それ以外はバッサリ捨てました。割合的には理論(そのうち電気数学も含みます)5割、電力2割、機械1割、(母の葬儀他がありそれに2割程度取られました)といったもので結果は理論・電力・法規が受かり、機械はあと1問で合格(しかも検算でミスをしてしまい、最初正解をしていたマークを変えるということをしました)となりました。しかも問13、という超サービス問題を理論の時にバッサリ捨てましたのでこれも落としています。
    なぜ、全く勉強していなかった法規が受かったのか、というと『電工1種の知識と社会的な常識で分かる条文問題があったこと、狂ったように理論で計算問題に取り組んだので計算問題が解けたこと、電力・機械と重複する問題があったので解けたこと、しかもこの年はH23に続き難関の年だったので過去問をしなかったのも却ってよかった』のです。
    H25は機械だけでしたので無謀にも満点を狙う勉強をしました。理論の演算器から始め参考書も2.5種と呼ばれた本で勉強しましたし、過去問は15年分を3回しましたした。しかもH25の機械は近年稀にみる平易な問題ばかりで試験中からニヤケた顔が止まりませんでした。試験が終わった直後など「これは8割は固いな。うまくいけば満点もありだな」と思ったものでした。結果は満点はおろか8割も取ってなかったのですが合格しました。4問ほどバカ丸出しのミスをしていまして「よく合格できたな」、が真実です。でも合格は合格なんで。
    理論過去問の解答を見て式の展開が分かる人は素直に勉強してください。分からない人は算数→中学数学→電気数学とステップを踏んでください。そして“狂ったように”過去問を解いてください。使うのは頭ではなく手を使ってください。頭で覚えるのではなく身体で覚えてください。私は理論の過去問は3社使いそれぞれのやり方を学びました。そのように“狂ったように”過去問を解いたので公式もあまり覚えなくても導けるようになり電力・機械の計算問題も公式を知らなくてもある程度解けるようになりました。実際、理論をしっかりする、というのが好意的なネット情報でした。

    電験三種を取得し、翌年にビル管も所得した私は田舎独立会社で無双状態となり、電験スパイラーを数人救い、ビル管はコツを伝授した結果毎年合格者を出している、ということで今や完全に天狗となっています。「ジスコン棒を持たしたら世界一下手くそ」と自負している私ですら結構なオファーが公私ともに来ていますのでそれなりの経験を積んでいる人なら世界が変わりますよ。

    スパイラーのほとんどは闇雲な勉強していると思います。なぜ、落ちたのか、を理解しないとラッキーが起こらない限り受かりません。私もラッキーで受かっただけですがそれでも自己分析はしましたのでラッキー+αで受かりました。逆もまた真なりで自己分析を正確にしてその対策を明確にすれば電験も三種ならほとんどの人が受かると思うのです。
    私はおそらく前トピックでけめさんの書いておられる通りの「ロクでもない」地方独立勤務者ですが、居心地がいいといったらありゃしない。しかも土日祝休みで勤務時間の7割はボーっとしていて、田舎では勝ち組の年収400万超え(田舎の基準ではビルメンは300万以上は勝ち組)。まぁこれもそれも電験とビル管と(付き合っている昔からの知り合いの出来り業者という素敵な皆さん)、のお陰です。いつかは痛い目に合うのは覚悟していますけどその時はその時だと思っています。
    いつもの上から目線でスイマセン。

    • biruman より:

      >田舎ビルメンさん
      私もスパイラーになる一歩手前で何とか合格できました。
      もし取得できていなかったなら…どうしていたでしょうか。

      難度高めの資格は仕事で活かせていなくても保険の要素が強い気がします。
      電験3種はビルメンであるなら契約で置かなければいけない、または会社の箔のために雇用しておくかということもあり
      給与は少ない場合もありますが食いっぱぐれはなかなか無いです。
      少なくとも資格を持っていない人と比べると就職のしやすさは雲泥の差です。
      このブログを読んでくださっている皆さんにも是非取得して欲しいです。

  3. 赤い左辺 より:

    「学ぶことの価値の洗い直し」
    私はこのテーマに直面しながらも、自分自身に嘘をついて無視して避けてきました。

    私は一昨年まで、一生懸命、電験2種の勉強をやっていました。
    しかし途中でモチベーションが落ちのです。
    それは身近な電験2種の人の仕事を見ていると、責任が重く、人との折衝がかなりあるので

    「果たしてこれが私が目指すものなのか?」

    と疑問がわいたからでした。birumanさんが書かれている通り、私も同様に願う
    「世の中から離れられる」ということと矛盾してしまうのです。

    でも自分自身には嘘をついて、この事を無視してきました。
    そうしないと自分のやっていることが無意味になるのが虚しかったからです。

    昨年になって試験勉強のモチベーションがさらに途切れるようになり、電験2種を認定で取ろうと考えました。
    しかし実務が相当分かってないと厳しいことを知り、試験と両立ててやることに切り替えました。
    途中でやめたものをやり直すのは本当に難しいです。

    来月からは転勤で新たな気持ちに切り替えられそうです。
    それでモチベーションが上がるかで今年、電験2種を受けるかは考えてみたいです。

    • biruman より:

      >左辺さん
      毎日勉強をする、勉強でなくても何でもどんなつまらないことでも毎日やるというのは辛いですしエネルギーを使いますので
      「今やっていることが本当に自分のやりたいことに繋がるのだろうか…」
      というような疑問を持ちながら続けることは難しいと思います。

      私自身も電験3種の取得に少し疑問を持ってはいましたが
      「最低でも3種は持っていないと一生悩むことになる」
      と考えて3年間少しづつではありますが勉強を続けることが出来ました。
      もし50代、60代となっていき何のキャリアもなく経歴もメチャクチャな自分は本当の最底辺仕事しかありません。
      その恐怖も勉強の糧になりました。

      2種は確かに取得しておくと当然3種より評価が高いと思います。
      ただ3種を取得したことによって最底辺仕事に就く可能性が薄れてしまったので
      私の場合はなかなかモチベが上がりません。
      もしもっと電気に直接関わるような仕事であるならモチベも保てそうですが…。

      左辺さんなら、一度休憩された学習を取り戻されるのはさほど時間は掛からないのではないでしょうか。
      なんといっても1次試験を突破されているのですから…。
      新しい現場でのご活躍を祈念しています。

  4. たむ より:

    自分も電験三種のおかげで仕事も安定し、結婚もでき、子供もできたので
    電験に費やした二年を大幅に超えるリターンを手にできました。
    こんな事書いてるとパワーストーンの宣伝みたいですが・・・。
    事実なので、感謝してます。

    ただ、電験での安定や収入はまともに勉強して正面から公務員や一部上場企業に
    就職した人とは違い、言葉は悪いですがいわば裏口、感電死や感電事故という
    危険や、波及事故や損害賠償の責任を負うリスクを抱えた上での対価と考えてます。