科目合格制の電験はモチベを維持しやすいかも

勉強、なかなか続きませんよね。

私も覚えがあるどころかまったく勉強は続かないタイプです。

しかし電験だけは3年間続きました。

最初になんでもいいから科目をひとつ取る

平成26年度の試験で電力と法規を取れました。

ここで俄然取得に現実感が出てきたのです。

私の能力では電験取得など妄想のレベルだったのですが

「2科目取れたのだから、あとの2科目も何となく取れるのでは?」

と勘違いしてしまいました。

何か目標があってそれを現実にしようとする場合には勘違いから始まってもいいのかもしれません。

妄想で、頭のなかで考えているうちはいくら考えていても形にはなりませんが実際にまぐれでもマトにカスったりした場合に起こる勘違いから始まってちょっとずつ勉強してみたり。

マグレでカスって当たった。お調子者の私にはモチベ維持として十分の出来事でした。

最初はマグレ あとは勢い

「よし、あと2科目も行ける!」

と思いましたが、近年電験を受けたかたならこの勘違いが如何にひどいものか分かるでしょう。

そうです。電力法規という組み合わせと理論機械という組み合わせではウエイトが違いすぎるのです。

特に平成26年度は電力法規が異常に簡単でしたので理論機械と比べるのはよくないです。

しかしマグレで取れたかもしれない電力法規が勢いをつけてくれました。

勉強を続けることのできるモチベーションを維持できれば最初はマグレでも段々合格が近づいてくるのです(私の場合は実力は付きませんでしたが)。

他の資格では一発合格のものが多いなか、電験の科目合格制は本当によくできていてひたすら受け続けることもそんなに苦にはなりません。

そのような心情を引き出すための科目合格制移行だったのかもしれないと邪推してしまいますが…。

ともかくひとつでも合格してしまえば、運や勢いで押し込めるような気がしてしまうのですね。

まずは受けてみましょう

電験の試験は安いと思いませんか?

5000円で4科目受けられます。ボイラーなどは取得までに3万くらいかかります。他のものも大体1万円弱のものが多いです。

ですのでまずは腕試しでも何でも受けてみて1科目合格してしまいましょう。

「お?なんだこれ?もしかして…。」

そういう手応えがあれば最終合格できます。何故なら勉強が続くからです。

趣味のような感じで続けて取得できればオイシイですよね。

もちろん試験を受けに行ったり、ある程度時間を割かないといけませんが…。

やっているうちにマグレ当たりを狙って本当の命中を勝ち取ってみるのも楽しいですよ。

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コメント

  1. 田舎ビルメン より:

    リンク先にある“資格からの視点”での「電験3種は合格するだけならそこまで難しくない」にも書いてありますし、ホントに電験も三種なら頑張れば誰でも受かると個人的に思っています。
    電工を持っていればあとは数学力を上げればいいだけだと思って2~3年間頑張れば受かります。数学ができる人は楽勝だけど気を引き締めて頑張れば受かります。
    難関はその半年~3年間、頑張り続けられるかどうか、なんですよね。
    そして、取得すると賃金、待遇、発言力が変わります。変わらなければこんな会社辞めてやる、位の余裕が生まれます。私は最初それに気付きませんでしたがあることがあっていい意味で痛切に感じました。

    • biruman より:

      >田舎ビルメンさん
      いつもコメントありがとうございます。

      勉強を始めて、機械の中盤くらいまで来ると「この資格…取れる!」というような気になりますよね。
      続けてさえいれば少しくらい間が空いても勉強に戻れますし…。
      私も2年目に機械に受かって残りの理論の勉強をまともに始めたのは7月でした。
      それでも取れてしまいます。

      「こんな会社辞めてやる!」もそうですが私の場合は電気管理技術者の道が開けたのが大きいです。
      電験を持っていなくてもビルメンは出来ますが電気管理技術者は出来ません。
      この時代に資格を伴うとはいえ半分独立のような形で働ける…楽しみです。