認定と試験と

みんなが毎日ヒイヒイ言って勉強している電験。

私は認定取得全然オッケーだと思います。

皆さまお疲れさまです。ケンタ(@den1_tanaoroshi)です。   今回もそうですが、最近なぜか電気管

ケンタさんのこの記事を引き合いに出すまでもなく管理技術者になるのであれば3種も2種もあまり差はありません。

実務の全く出来ない2種持ちなら仕事を覚えればまだ救いはありますが私のような実務はからっきしの人が試験勉強に固執すると大変だなと考えます。

結局、試験は通らず試験勉強のために実務もできない人の完成です。

それならどこか実務講習にたくさん参加するなり、バイトで停電試験の現場に行ったりなどしたほうがいいかもしれません。

これから3種を取得されるかたには

特高の施設がお勧めです。

地方ですと工場か大きな病院くらいしか特高現場はないですが3種で5年勤めれば2種が貰えます。

貰える、と言っても産業保安監督部電力安全課に日参しないといけないですし、なによりオーナーさんの印鑑が頂けるのかという問題もありますが…。

高圧の現場に勤めているよりは可能性はあります。高圧の現場ですと何年経っても条件を満たすことはありません。

66kvの現場は更に少ないですが10年勤務すれば電験1種が取得できます。

そこまでは行かずとも是非特高現場で勤務されてください。

2種と3種ですとかなり扱いが違います(求人情報を調べるとわかります)。

3種は工業高校の電気科の人ですと3年で取れてしまうので結構居るのです。これも現場に出ると分かります。

ちなみに「認定の日数はこういうふうにカウントされる」などというのは大体いい加減です。

今まで会ってきた認定取得のかたはキッチリ法令で決められた年数だけで取得されていました。

3種を取ったあとは出来るだけ特高。

トータルで考えるとそれがいいと思います。

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コメント

  1. Fw190D-9 より:

    私はあと2年勤務すれば認定で2種を得られた企業を退職しました。5年で1種も認定で得られる企業でしたが今思えばもったいなかったか?いえ、やはり辞めて良かったでしょう。サービス残業100時間オーバー、全休は月1日か2日で寮で寝てるだけ。それだけ仕事して手取り7万円です。これではね。
    ビルメンの仕事になり2年目で66kVの職場なので認定で2種を得られるか?と目論んでいますが試験で取れと圧力を受けています。
    ところで、再生エネの主任技術者の仕事が時折話題になりますがこの仕事は魅力的なのでしょうか?今の職場に転職するときに勤務地の都合で一度オファーを断ったのですがまだたまにオファーがきます。待遇は1割~2割アップしますが…この仕事に詳しい方のご意見をお聞きしたいです。

    • 僕はいまバイオマス発電の電気主任やってますが
      ベンチャーかつ入社時に色々交渉したので、普通ではない働き方になっています。
      私が感じるメリットと言えば
      ・立ち上げから入ると、役所関係の手続きも含めて敬虔に成る
      ・始まってから数年は設備改造で業者と相談しながら楽しめる
      ・電力の売り先との折衝、見学者対応などに関われる
      ・設備全体は小さいながら、熱源、水処理設備がある
      ・重機、公害系の資格を取らせてもらえるかも
      ・前提条件がそろっていればBT、ボイラー系が取れる
      ・普通の電気主任はホワイトカラーのような仕事をするのが普通なので
       私が重機に乗って手伝ってるだけで周りから感謝される。
      デメリット
      ・トラブルは多い。カイレツで呼び出しもある
      ・電気のことは一人でなんとかしなきゃいけない立場になる(他の人は電気の素人しかいない)
      ・チップ工場併設の場合は粉塵がある。花粉症には辛い。

      太陽光での経験
      メリット
      ・楽
      ・日差しの中で働けて健康に良い
      ・電気主任の責任になるようなトラブルは殆ど無い
      ・バイオマスと違って燃料代の変動がないので、20年ぶんの給料はほぼ安泰
      ・山の中のメガソーラーは自然に囲まれている
      デメリット
      ・技術的な仕事からは遠く、感が鈍る
      ・夏熱く、冬寒い
      ・職場が街から遠い場合がある
      ・ハチに刺されそうに成る

  2. ビルメンに限らず、基本的に常駐する設備員なら、常駐期間で経験年数を単純にカウントしてくれますね。

    実務がまったく出来ない2種面? 太陽光で引っ張りだこですw
    ストレスを浴びたくない人に最適な仕事です。

    資格といえば、私は会社の命令で公害防止管理者なる講習を受けてきました。玉掛、大型、伐木など取らしてもらったというか、取らされました。あとはBT主任が年数たてばもらえます。っていうか会社から何時取れるのかと聞かれる始末です。

    認定でインチキ2種面になって以来、資格が資格を呼ぶ状況になりました。
    正確に言えば、2種面とってベンチャーに入って以来ですね。ベンチャーだから資格者やとう余力がないのでしょう。
    待遇面は目をつぶって、実際に使える実務経験(ただし教育してくれる人は居ない)と資格を増やすならベンチャーってのもありなのかな、と思っている次第です。

    待遇はベンチャーなのでまったく期待出来ませんが。

    ※監理技術者になるひとは、単身で主任技術者協会の飲み会に乗り込みましょう。業界の実態がよくわかりますよ。

    • Fw190D-9 より:

      太陽光の主任技術者の業務は一人で現場に行くのでしょうか?もしそうなら私には無理っぽいです。強迫性障害があるので一人での行動は辛いです。二人で行くのなら何ら問題ないのですが、一人だと「鍵をかけたか?スイッチを元にもどしたか?」などが気になり次の行動になかなか移れません。
      工場や病院の主任技術者をしているときは点検は一人でも行動できましたが…
      このオファーはやはり断りましょう。
      ハゲおっさんさん、ありがとうございました。

      • メガソーラーだと、数人で常駐、点検は2人でしょう。
        色んな所を回るタイプだと、2メイ体制が多いんじゃないでしょうか?
        せっかくなので、話を聞きに行って質問をぶつけても良いかと思います。

    • biruman より:

      >ハゲおっさんさん
      太陽光いいですね…。
      どこかこうノンビリ働けるところはないものでしょうか…。
      資格は取れても就職面からは見放されてる感じです。

      • 田舎ビルメン より:

        birumanさん
        >どこかこうノンビリ働けるところはないものでしょうか…。
        >資格は取れても就職面からは見放されてる感じです。
        私の場合は表からも裏からもオファーが来ますよ。
        以前、太陽光の件でbirumanさんと話をした時の印象では私の周りって本当に太陽光だらけなんだと感じました。太陽光のほかにも風力もしょっちゅう求人出してますし、年間を通してなら必ずバイオ、小水力も求人が出ます。でも、人が来ません。というか田舎なので設備は土地が安い、水も豊富にあるということで沢山出来ました、が人がそもそもいない、という大事なことを忘れていたみたいです。とにかく田舎は人がいない。これまた以前に書きましたが「VCBの引き出しって?」程度の40代三種持ちがそれなりの製紙工場の設備員として正社員で採用になったくらいですから。田舎でこれですからそれなりの都市部なら最後のセーフィティネットであるビルメン業界に人が来るわけがない。そりゃーFw190D-9さんがここで愚痴りたくなるわけですゎ。
        ここはハゲおっさんさんのお勧めの通り、
        >主任技術者協会の飲み会に乗り込みましょう。
        ですよ。私も2年前にひょんなことから保安協会の所長連中と宴席で一緒になったのですがそれで色々と情報が手に入りましたから。所詮最後は人脈ですよ。ちなみに酒が飲めない私は宴席が苦手です。私にとってビルメンのいいところは宴席がほとんどないことですから。

        • biruman より:

          >田舎ビルメンさん
          今は好景気の波が地方にもちょっとだけ来ていますよね。
          ただお金は…ですが。
          太陽光の点検で5年我慢して管理技術者になるのがいいかもしれません。

  3. 赤い左辺 より:

    私は認定か試験かで迷ったりしました。
    書き込みを見ていると、やはり取得してこそ、いろんな可能性が出てくると思い思いました。
    試験で取れれば期間短縮にはなるので、それはそれでいいのですが、定年まで十数年となった現在、認定が現実的ではないかと一層考えるようになりました。

    • biruman より:

      >左辺さん
      コメントありがとうございます(^o^)

      2種以降は世間では殆ど認定なんですよね…。
      試験で取るのが常道ではあるかもしれませんがでは何故認定という制度があるかというと
      電験の試験内容が電気の仕事と直結していない事を経産省も分かっているからではないでしょうか…。
      認定で取られた方とお話すると「直流」と「直列」の用語を混同して使っていたりしていましたが確かに手元の電気工事は出来ていました。
      6.6kvの現場ならそれでいいのだと思います。それ以上の難しいことは保安の人がやってくれますから。

      勉強は大切でその認識は変わりません。ただ日常と実務の勉強、電験の勉強も…となると悩みますね。
      参考書も大切ですが残りの短い人生の時間を考えると良い景色でも見ていたほうがいいのではないかと思います。

  4. 田舎ビルメン より:

    Fw190D-9さん
    私は田舎住まいなので太陽光発電勤務者がそれなりにいます。
    狭いながらも知っている範囲で言うとハゲおっさんさんのメリットの通りですし、他にはデメリットに書いてある
    ・技術的な仕事からは遠く、感が鈍る
    は逆も真なりで他の発電方式と比べ単純ですので楽といえば楽、という意味合いもあります。おそらくFw190D-9さんはこの考えは拒否されるのでしょうけど。
    デメリットは
    ・ハチに刺されそうに成る
    と共に獣害があるのだそうです。例えばカラスが石をパネルに落として遊び始め最終的にパネルをダメにしてしまう、といったものです。
    体制はやはり二人体制が基本で一人行くことはほとんどないんだそうです。
    そして出張がそこそこある、とも言っています。先だっても行っていました。
    もっともこれは稀有な例かもしれません。
    ところで私の現場に65歳の統括経験者が配属されてきました。私もその端くれですが
    私とは全然違って苦労をしていたようです。私の場合がラッキーなだけで大規模現場の責任者や複数現場の統括ともなると精神的に大変な目に合うと感じます。
    Fw190D-9さんもご苦労が絶えないと思いますがくれぐれも御身大切に。

  5. Fw190D-9 より:

    田舎ビルメンさん
    貴重なご意見ありがとうございます。
    ビルメンは楽と言えば楽ですね。トラブルは滅多にありませんし改善も求められませんから。(実は改善等の企画・設計に携わりたいという思いはあります。今、病棟を増床する計画があるそうですが残念ながらビルメンの立場では計画に加われません。せめて図面のチェックをさせてもらえたらなあと残念に感じています。)

    最近新たな悩みは職員同士の反目です。どうしてもスキルのある人に負荷がかかってしまうので「俺ばっかり苦労してあいつはなにもしないじゃないか」といがみ合ってます。困ったもんです。(愚痴になってしまい申し訳ありません。)
    太陽光の仕事、次にオファーがあったらちょっと検討してみます。

  6. ごう より:

    とても勉強になります。参考にさせていただきます。

  7. takkun9618 より:

    事務所ビルの設備員を3年勤め、先日認定の面談に行きました。
    案外、すんなりとokいただきあとは申請書ほかまとめて提出するのみです。
    どんな質問があるのかなと・・・資料を読み高圧スケルトン図を覚え1線地絡電流値や遮断器容量計算書(電力会社からの)も引っ張り出して準備しましたが、特に質問も無くすんなりと・・。
    質問に備えて色々と勉強しましたが、結果プラスになったので良かったかなと思います。
    認定で取得される方、頑張られてください!