設備管理の仕事メリット・デメリット

2年近くブログをやっていて今更感が漂いますがまとめてみたいと思います。

設備管理職のメリット

とにかく長く続けられる

人間関係が楽なので長く続けられる

人間関係。辞める理由は人間関係が理由である場合が多いですよね。人間関係が良い?職場でないと長くは続けられません。

ビルメンの仕事はブルーカラーです。

ブルーカラーの仕事というのは本来殺伐としていてコミュニケーション能力が高いことが求められます。

求められます、と言っても例えばパチスロの話などのギャンブルの話が出来るかとかそんなものです。

あまり情報を追いかけるのが好きでない、それどころか人と雑談するのも得意でない人はブルーカラーの職場はツラいはずなのです。

ですがビルメンの場合、他人に興味がない人が多いので雑談すらもまばらです。

自分でジッとモノを考えているような人の集まりです。仕事をする上で困るはずなのですが現場では大したことはしないので意思の疎通が上手くいってなくても問題ないのです(笑)

そんな訳で長く勤める上で一番重要な人間関係を簡単にクリアできるのがメリットです。

仕事が楽なので長く続けられる

ホテルや病院、商業施設などを除けば仕事が楽な場合が多いです。

給与が高くても病むくらい仕事が大変であるなら意味がありません。病まないまでも仕事のストレスで休みの日に散財してしまったりすると本末転倒です。

しかし楽で高給な仕事なんてありません。あったとしてもビルメンになるレベルの人間がそのような仕事には就けません。

とにかく楽な仕事で細く長く。

そのような考えに至るのはたぶん30代後半くらいではないでしょうか。

自分の限界が分かる。どんなに鈍い人でも30代半ばを超えると少しずつ人生の把握ができます。

もう無理をして出世やお金を追いかけることもないな…と。頑張れる限界が把握できるのですね。

ですので仕事はとにかく楽で…となるとビルメンしかありません。

検針と簡単な点検くらいです。フィルター清掃がちょっと大変な日もありますし汚い仕事もありますが体力を削られるほどではないはずです。

体力も知力も使わないので楽。したがって長く続けられる。メリットですね(笑)

転職が容易

長く続けられるというのは同じ会社で、という意味でなくて同じ業界でという意味でもあります。

できれば同じ会社でずっと勤務したいですよね。

しかしどうしようもないキツイ現場に飛ばされた、変な上司が居る、オーナーさんから無理難題を突きつけられた…。

転職しなければならないときもあります。

他の業種なら転職しがたい場合が多いです。マネジメント能力が高くなければ30代後半以降の転職は至難です。

ビルメンの場合は持っている資格で判断する会社も多いです。経験はまあどんな経験をしてきてもそんなに差はつきません。

したがって資格さえあれば転職は容易です。

人によっては転職が容易なのはメリットではない、と思われるかもしれません。しかしブルーカラーだと意外と転職したいと思う場面は多いですので重要なポイントです。

せっかくビルメンになったのですからキツイ現場からはとっとと遁走して新しい楽な現場で働きましょうね。

設備管理職のデメリット

薄給である

デメリットはこれに付きます(笑)

他のことは全て満たしています。楽であればブルーカラーでもいいですし70歳くらいまで長く働ける現場はこれから増えるでしょう。

しかし殆どの現場が何か新しくお金を生み出す訳ではありません。

中にはお金を生み出す現場もあります。設備更新を提案できるレベルの設備員ならば会社に利益を運んでこれます。

30代半ば過ぎで新しい業種に行き、そこまで至ってない人が居ないとの前提で話をしています。

現場の資料を一通り見て

「ここはそろそろ更新したほうがいいな。協力会社に見積もり出させるか。」

というような判断ができるのであればすぐに昇進、昇給します。

でも…出来ませんよね?(笑)

少し汗を流しながら現場仕事をしているほうが気楽です。

責任のないところにお金は生じません。だいたいの場合、責任とお金は直結しています。

「責任=お金の法則」を打ち破れるのは良い学校を出て高級な仕事をしている人たちくらいです。

何故なら高級な仕事は責任は下の者が取るからです。

ビルメンには望むべくもないですね(笑)

したがって楽ですが薄給であるという認識は間違いありません。

これも入る会社を間違えなければ400万くらいは確保できますので独身で趣味もお金が掛からない人であればそこそこ満足できるはずです。

薄給を受け入れられる人でないとビルメンはできません。

私は「長く働ける」というメリットで相殺できるのではないかと考えています。他の仕事では60歳で定年ですしそのあとの身の振り方もおぼつかないでしょうから。

そもそも60歳まで無事に働ける仕事というと大企業くらいではないですか?中小ではそうはいきません。

中小ですと40代後半で仕事が無くなったなどということも十分にありえます。

薄給でも気楽でストレスが溜まらないのであればいいや、という人には本当にいい仕事なのです。

もし稼ぎたいという人がいればビルメンには向いていないと断言できます。そのような業界ではありませんので。

最初にほうで言ったように自分の限界が分かっている人が過半だと思います。自分の適性も把握されてますよね?

給与が安いのはデメリットでないくらいに昇華されていれば実質ビルメンという仕事にはデメリットはないのですが気になる人も居るでしょうから書かせて頂きました。

まとめ

どんな仕事でもメリット・デメリットは比率は違えどあります。

適性、ストレス、人生、お金…色々天秤にかけながら仕事を選ぶことになると思います。

今まであまり頑張ってこなかったので選択肢は狭めなはずです。しかしそんな狭い選択肢の中でも視野を広く持って楽な仕事を探して、行き着いたのがビルメンだと思います。

意識低い系でも勤まりますし責任も重くないですし、あとは怪我に気をつけて長く働けば自分の人生では勝ちを手に入れられます。

他人と争うのは学校までです。

社会に出てまで誰かと争う必要はありません。自分の人生は自分で決めましょう。

もっと言うと「楽」で決めていきましょう。

それこそ人の目なんて気にするような決死の頑張りは今までもこれからもすることはないでしょう。

休日に何も考えずに一日を送ることができれば薄給でもいいじゃないですか。

休日に職場からの電話に怯えて過ごすような仕事がしたいですか?

デメリットもメリットに変えられるような人であれば本当に良い仕事です。

今の仕事に疲れている人は是非検討してみてくださいね。

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コメント

  1. いちおうビルメン業界から離れたものからの視点でいうと・・・

    メリット
    ・広く浅く設備のことを学べる
    ・現場によっては勉強もできる。それどころか趣味の作業もできる(たとえばコラムを書くとか、実務に関係ない勉強とか)
    ・他業種から逃れてきた人がたくさんいるので、色んな話を聞ける

    デメリット
    ・いつ何時クソ現場に転勤になるかわからない
    ・いつ何時、クソ所長がやってくるかわからない
    ・技術的研鑽、自己満足が積めない
    ・他業種へ転職時に技術者の経験として評価されない

    ひとによって評価が違う
    ・シフト制だと平日休みが取れる
    ・宿直がある

    こんなところでしょうか。
    いろいろ把握した上で、一種をもちながら俺はビルメンで行く、とはっきり心に決めているケントさんは人間として立派だと思います。
    生き方に悩んでいる現在の私からするとなおさらそう見えます。

    • biruman より:

      >ハゲおっさんさん
      設備、特に電気のことに全く触れないのが一般ビルメンですよね。
      別に図面が読めなくてもシーケンスが分からなくても殆ど困りませんし。
      楽を追い求めてビルメンになるものいいのではないかなと思います。

  2. 田舎ビルメン より:

    保全というかメンテから来た人間(元職がIT業界ですが幅広くやらされていましので)から言うと、

    メリット
    ・時間と休みが確立されている→ほぼシフト通りの出勤体制と定時にはホボ帰られる。
    ・会社組織にいたことのある場合は、たとえどんな業種であろうと何らかの形でその経験が活かせる→つまりその気になれば誰でも出来る仕事。
    ・経験や能力がありそれなりの資格を保持し、人柄がそこそこ(勝手に休まないとか他人と無用の衝突をしないとかのレベルです)であれば一人現場に行ける場合がある→その場合はホボホボ天国状態になる。
    ・仕事のレベルが自分の興味、能力、その日のコンディションで決められる→計装も含めて図面が読めるようにした上で業務指示を出したいと思えばそのようにできるし、改造もしたいと思えば黙ってやることもできるし、そんなことしたくなくて業者丸投げで
    いいと思えばそれで通用する。

    デメリット
    ・無用な能力と経験がありそれなりの資格を保持し、人柄がそこそこの場合、なぜか現場責任者・所長となり、当たり前の事を言っても「今度のはワシラを奴隷のように考えている」とか言われる。
    ・場合によっては、警備、清掃の事まで管理させられる→警備員がどんなに酷くてもそれなりに忍耐できるが、清掃の女同士の争いは100%現場替えを申し出たくなるほどキツイ。

    結局は現場次第、というお決まりのフレーズになってしまいますね。
    一人現場で尚且つ自分の能力や人脈で収まるのであればそこはバラ色の現場となるのは
    断言できるんですけど。

  3. そういえば、私も番改造とシーケンサ書き換えをビルメン時代に覚えたことを思い出しました。
    ただそこは直訴したらやらしてくれるようなオーナーだったので出来たことで
    他の現場ではオーナー、所長次第ですが基本的にはやらしてもらえなかったですね。

    自分は一人現場にはいったことないんですが、楽みたいですね。ただ設備が小さくなるので面白くなさそうと思ってましたが、どうなんだろう。

    今までの仕事も、探し中の転職先の工場・発電所も基本的に残業なしなので、それがメリットだとは気が付かなかったw
    普通の営業の人とかは残業当たり前なのかな。