「合格するまでにどれくらい時間がかかりますか?」→

電験についてよくある質問ですね。他の難しめの試験でも聞く人が多いです。

私は東京の電験予備校の授業を一回だけ受けましたが(こちらの記事参照)そこは色んな方が居ました。

3種に受かっているのにまだ来ている、一番前に座っていた方ですが合格するまでに実に7年掛かったそうでその感激のせいか未だに一回1万円近いお金を使って講義に通っているようです。

で、その人を合格までの時間の引き合いに出すまでもなく「どれくらい時間がかかりますか」の解答としては当然ながら「分かりません」で返すしかありません。

それぞれ勉強に取れる時間を一定としてもまずは問題文を読む能力にも差があります。

例えば国語が苦手で文意を間違ってとらえることが多い、という場合はかなり苦労されると思います。

同じ時間勉強しても得る量が違っているということです。これは辛いですが、やっているうちに問題文を読むのに慣れて縮められる時間なのでそんなに気にしなくてもいいと思います。

それでも絶対に受かる保証などどこにもありません。しっかり勉強されて試験を受ける方が少ない試験だと思いますがそれでも最終合格率は8%前後ですので難関は難関です。

やっていると最後は運になるけども

電験4科目をやり初めの頃はぬかるみのようでいくらやっても底が見えないような気がします。

しかし半年、1年と続けていくとだんだんそんなでもない量だと分かってきます。

実は量はそんなでもありません。何故なら相互に関係しているからです。

電力でやったところが機械や理論で問われることは普通ですし法規でやった事が電力で使えたりは普通にあります。電力をやっていると機械の問題が解けた、などということもあります。

ですのでやればやるほど「あれ?そんなでもないな。」という感じを味わえると思います。

ただ、本試験は「初見の問題」が出ます。

いくら勉強をしていても…この「いくら勉強を」というのがどれくらいなのかにもよりますが…解けない問題はあります。

例えば理論ですと図を使ってくるような問題が増えてきました。図から式を導き出したり事象を思い浮かべたりするような問題です。

初見でこういう問題ですと「受かりたい」という気持ちが強いほどパニックになります。

私も沢山こういう思いをしましたので分かるのです。

逆にやったことがピタッとハマって実力以上の解答が出来る場合もあります。

機械などはその典型で回転機と静止機はパターンが一定ですのでハマればバンバン解けます。

何が言いたいかというと、やることをやっていればあとは運に任せるしか無いということになってしまうのです。

受かるか落ちるかは余程の実力がない限りは運任せです。

最近の電験3種は電験1種を持っている方でも完全解答するのに2時間掛かっています(昨年のオーム社の新電気・解答特集号の理論解答ページに記載あり)。

これから電験を取ろうという方だと55点取るのが如何に大変か実感して頂けるでしょう。

何かを目標にして取得していきましょう

電験を取得するのに何が目標になっていますか?

職場を変わりたいから?

年を取ってるのにポジションが低いから?

馬鹿にされたくないから?

それともその全て?

何が目標になっていてもいいと思います。

電験は難しくなったとはいえ、よほどピントが外れていることをしない限りは必ず取得出来る資格です。

取得できる時間、などは気にせずとも1年くらいやれば「ああ、これは取れるわ」と思えるようになります。

取っておけば道が見えてくる…例えば私の取得理由である電気管理技術者のように…ということであれば「取っておけば良かった」となるよりとっとと取得してしまいましょう。

50歳、60歳くらいになって「取っておけばよかった」などと考えてもなかなか逆転は難しいです。その年齢で取得できる頭の柔らかさは逆にすごいかもしれませんが…。

とにかく、時間はいくらかかりますか?などと考えても仕方ありません。

しかしやり続けていれば必ず「俺は電験受かる。」と感じる瞬間が訪れます。

その瞬間が来れば、多分ですが次の試験で合格できるでしょう。

受かる時間など考えず、とにかくやってみましょう。結果はあとから必ず着いてきますよ。

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コメント

  1. hiro より:

    5月からの職業訓練が決まりました。
    職業訓練を受けながら終了時期ぐらいに次の職場を決めたいと思ってます。

    電験3種の勉強の所要時間は人によって違うが答えですね
    私は結局のところ4回受験して、総勉強時間で200時間いってないかもしれませんが、機械の科目にマグレで合格しちゃった影響もあると思います・・・

    • biruman より:

      >hiroさん
      職業訓練はビルメンコースですか?
      私も力不足を感じているので訓練校で色々身につけたいです。

      勉強時間なんて短いほうがいいですw
      私は要領悪いので計4000時間くらい掛かっています。
      一時期は殆どライフワークのようになってました。

  2. hiro より:

    ビルメンコースではないんですよね^^
    ICTシステムサポート科ですね~
    http://www3.jeed.or.jp/okayama/poly/kyushoku/ICT.html

  3. ゆっき より:

    こんにちは。
    たしかに、一概に勉強時間はどれくらい?という回答は難しいと思います。

    その人の勉強始める時点での状態によって違いますし、数学の基礎が出来ているとか、オーディオが好きでトランジスタ回路は得意だとか、電気関連の業務に就いていて機器類のイメージができるとか・・・

    わたしの場合10年位前に電工2種を取得していたのですが、電験の勉強を始めた時点ではオームの法則ですら忘れかけていました。
    ただ、仕事が工場勤務のため全く電気とは無縁の環境ではないので、無の状態から始める人よりはアドバンテージはあったのかなと感じています。

    電験3種を取ろう!とを思いたったのがH26年の2月で、その時点では電験の試験日や科目数などはよく把握していませんでした。(電験に興味はあったのですが、詳しく調べたことはなかったので)
    インターネット等で何の科目から勉強を開始したらよいのかを調べ、セオリー通り?理論からということにしました。
    始めた時点で内容の難しさ、こんなの4科目もあるのか!!と感じ、試験日が9月だということも知り、自分の能力では半年程度の勉強ではムリだな・・と受けることをやめようかなとも考えました。 
    やったことはないですが、勢いでガケとか登り始めて降りれなくなった人のようです。

    勉強を始めてしまった(参考書などを買ってしまった)以上やれるまで頑張ろう!と気持ちを取り戻して、さらに科目合格制度があることを知ったので半年後に向けて科目限定で始めました。

    初年度は機械科目は捨てて、理論と法規を中心に、電力はサッと行うことを決めました。
    勉強時間は?というますと、
    平日は日中は仕事があるので帰宅して夕飯食べてから1時間~半くらい、
    休日は幸いほとんど土日が休みなので、家の掃除や家事を終えてから図書館で6時間程度、帰ってから夕飯作って食べて1時間くらいという感じでした。
    私は、ワケあり独(毒?)身なんで家事はやらなくてはいけないんで(笑)

    確かに勉強は大変ですが、お酒が大好きなので禁酒はしませんでした。夕飯時にはサンゴー缶のビールもどきを1本と決め、たまにある友達との飲みは欠かしませんでした。人間関係は大切ですし、ガス抜きが無いと行き詰まりますからね。
    ただ、飲み会があった時でもその後10分でも参考書で問題を解くことをしていました。

    こんなで、初年度H26年の試験に挑み結果は・・
    理論:40点×、法規:65点〇、電力:60点〇、機械:25点× となり、
    なぜかサッとしか勉強しなかった電力に合格出来ました。機械も全く勉強しなかったのにもかかわらず25点ということになり、マークシートの恩恵にあずかったようなものです。
    ここで感じたのは、「試験は勉強していない科目でも受けてみる」ということです。
    5択なので確率は1/5・・運よければ20点は取れるかもです。
    これから取る人も勉強してない科目でも、まず受けてみることをお勧めします。なんせマークシートですから、何が起きるかわかりませんので。

    1年目に運よく2科目に合格できたので千載一遇のチャンスと思い、2年目も同じ勉強時間のやり方で理論と機械に取り組み、H27年の結果は・・・
    理論:55点、機械:55点 と崖っぷち合格できました。
    試験後は、「ああ、これは来年もだな・・」と考えていたので相当に運もあった合格ではありました。

    私の勉強期間は約1年半(時間はよく把握してませんが)でした。いま思うとよく合格できたな、というレベルですが勉強をしていた時間は決して無駄でなかったと思いますす。

    勉強で大切なことは、たとえ10分でも毎日やる(問題を解く)ということです。毎日つづけることで身についていくものなので、これから電験にチャレンジする人も「毎日少しでも」を続けて下さい。
    勉強期間はどれくらい?という趣旨からは外れてしまいましたが、参考までに。

    • biruman より:

      >ゆっきさん
      勉強時間は本当に一概には言えませんね。
      やった時間にはある程度比例はしますが絶対ではありませんし…。
      本試験の時にやったところが出ても解けるとは限りませんので。

      おっしゃるとおり毎日少しずつやって勉強のクセを付けていくのがいいですよね。
      試験は一年に一度しかありませんのでそれに受かるかどうかはほぼ運でしかない、
      そのプレッシャーに耐えるほうが勉強をやること自体より大変な気がします。

  4. ドム より:

    >最初から成否にとらわれる事はないんじゃないかなと。

    その通りだなと思いました。
    成否にとらわれすぎるから失敗が怖くなっていました。

    とにかく「やってみる」ということが大事ですよね。
    人生一度きりですからね。

    自分も筆者様と同じで、去年電験三種に受かることができました。
    今はエネ管の勉強をしています。
    またなにかあったらよろしくお願いします。

    • biruman より:

      >ドムさん
      とはいえ「できないかもしれない」という不安と戦うのは
      生半可な精神力では潰されてしまいますので毎日努力するのも大変だと思います。

      理想としては「なんとなくやっていたが何故か上手くいった」ですw
      努力を努力として感じなくなったなら、一般的に言われている成功にかなり近づいて
      いる段階なのではないかなあ、とボンヤリ考えています。

  5. hiro より:

    18万~25万って書いてあるから収入の方はさほど期待はしてませんが、
    職業度外視しても手に入れておきたい技術っていうのもありますね

    就職の方は、保安協会または同業他社へ直接未経験で応募するか、〇〇歳以下なら未経験でも応募可と書かれているところもあるので・・・ あるいはビルメンって感じですね~

    • biruman より:

      >hiroさん
      保安協会いいですよね…。
      私も行ってみたいですが経験が…。

      年齢が若いならビルメンはオススメしません。
      他に行けるならそれにこしたことはありません。
      ビルメンブログで言うことではないですけども(笑)

  6. ハゲおっさん より:

    小さな会社というか工場だと、総務で主任技術者持ちを求めてる場合もまれにありますね。

    • biruman より:

      >ハゲおっさんさん
      田舎だとそういう求人は手取り15マンくらいです…(勿論茄子は無し)。

      何とか所得を上げる方向で行きたいですねー。
      今探しています。

      • 田舎ビルメン より:

        そもそも論として主任技術者というよりもそれこそ何でも屋です。
        経理のオバサンのお手伝いから敷地内の草刈り、外国人の送迎バスの運転手、
        当然のことながら空調・給排水設備の整備は勿論、
        下手したら工作機械の簡単な修理までしないと。
        ですけど賞与ありになり月ベースだと手取りで20~25万になるかも。

        • biruman より:

          >田舎ビルメンさん
          都内の特高現場の2種持ちあたりでないと電気だけやってればいい、なんて事にはなりませんよね。
          66k現場では主任技術者は東電と電話してるだけでした。