2つ以上会社が入っている現場は避けたほうが良いが・・・

ビルメンの現場というと、だいたい防災センターですね。

監視盤、防災盤の前にデスクを並べて資料棚があって・・・というような部屋で待機しつつその日にある月次点検や清掃をこなしていくことになります。

それで、現場に入っているのがひとつの会社だと良いのですが2つ以上の会社が入っている現場というのも存在します。

人間関係が複雑になる

2つ以上の会社が入っている現場というのは別に珍しくないです。

例えば元請けのビルメン会社があって、そこが設備管理の仕事の一部を他社に出してしまえば同じ防災センターにふたつの会社が入ることになります。

請負ですが、偽装請負のようになります。その場で元請けのビルメン会社の人から指示がありますので。

これが、元請けの会社に入れれば良いのですがだいたい元請けの会社は新卒しか採らないような会社で、中途採用ならまず下請けの会社に入ることになります。

人間関係が相当、面倒になります。

まずもって同じ防災センターにふたつの会社が入っているとやたらと気を使わないといけません。

こちらからすると向こうはお客さんですから何をするにしても(休み時間を取るにしても)気を使います。仕事はもちろん向こうの意向ひとつです。

ビルマネジメント会社が入っているのとあまり変わりません。常時ピリピリムードです。

夜勤がある現場で、元請けの会社の人たちが帰るとやっと緊張が溶ける・・・そんな中で働くのは結構キツイです。

避けたほうがいいが

当然、働きたくない現場になりますがこれが意外と多いです。

大規模建物ですと非常に多く、かといって面接では給与以上に聞きづらいです(聞くと訝しがられるし、落ちる可能性が高まる)。

なので、小規模な現場で公共施設で・・・というような従来からオススメの現場を探されてください。

ビルメンが目指すまったり現場からは遠くなってしまうことは避けましょう。

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コメント

  1. 梶谷 より:

    birumanさん、こんばんは。
    現場に元請け下請けと2社入っていると人間関係はそれは気を使うでしょうね。それだけで疲れちゃうかもしれません。
    ちょっと気になったことは、そういう現場のビル管とか主任技術者は元請けが選任されるらしいですね。そうだとすると電験持ちが下請けとして入るのは勿体ないなぁと思います。
    やはり現場にひとつの会社の方がいろいろシンプルです。ビル管、電験を持っていれば普通に選任されますし。・・・主任技術者は出来ればやりたくないという人もたまにいますが、何だかんだ会社に口説かれて選任することになり、あれよという間に兼任もなんてことになったりして。でもそれで経験積んで保安法人に行く人もちらほらいます。

    • biruman より:

      >梶谷さん
      結構、行った先の現場でそういうことが多かったので書いてみました。
      下請け専門のような会社も存在していて太平さんとかその辺の所謂ネット上で話題の会社がそういう傾向が強いですね。
      地方独立のところも多いです。自社で現場が取れないから妥協しているのでしょう。

      おっしゃるとおり元請けの社員が選任されていれば実務経験の証明が非常に難しくなります(別会社なので証明する義理がありません)。
      もし実務経験を積むことが主目的なら避けたい現場になりますね。