電験二種一次試験受験してきました

令和二年度第二種電気主任技術者試験を受験してきました。

コロナの影響

今はどこでもそうですし電気工事士も延期になったりしていましたが電験も例に漏れず密を避けるような体制になっていました。

マスク着用、入り口で検温、消毒アルコールが入り口に設置されていてそれは電験の試験会場も同じです。

検温をクリアして会場入りしました。

試験は簡素な長机で受験で慣れたものなのですがなんと一人で使えるではないですか。これはありがたいです。集中できます。

周りを見ると、結構空き席があります。電験三種もそうですが試験を受ける前から諦めてしまう人が居るんですね。電験二種は受験料が高いので勿体ないことです。

私は今年は電力と法規しかやっていなかったのですが感覚を掴むために理論から全て受験するつもりでした。

運が爆発する

理論・・・静電気と磁気が全然全く分からなかったのですが適当にマーク。適当といっても少し考えてこれだろうというものにマークしました。

ただ、直流と交流がわかる問題が出ました。これが大きかったです。

自己採点で90点満点中68点。良いところで運を使いました。

電力・・・これは本当に過去問集を周回しましたので取れるだろうなと考えていました。

問4の配電問題がどう考えても電力会社のかた向けのもので殆ど取れませんでした。

その他はほぼほぼ取れて、90点満点中77点。上出来です。

機械・・・これこそ全く勉強していませんでしたが、2次試験対策でYou Tubeで3種機械の動画を見直したり問題を解いたりしていました。

そのおかげか、誘導機の問題は満点の15点。

同期機と変圧器はあまり取れなくて情けなかったです。

結果は90点満点中42点。不合格です。

試験中、「もしこれで1次突破してしまったら何も準備していないのに2次か・・・」

などと馬鹿なことを考えてしまいましたがそこは甘くなく、今回の1次突破は無くなりました。

法規・・・これも問1と問2がよく分かりませんでした。

が、そのあとの問題がそれなりに解いたことがあるものばかりでした。

結果は90点満点中60点。

理論が取れたのは本当に運がよく、気分良く試験を終えることができました。

もちろん自己採点であって、合格発表までは安心は出来ませんが非常に気分良く試験を終えることが出来ました。

やる気が出てきました

電験三種の鬼門は機械、二種の鬼門は理論と言われています。

まさか取れる(予定です)とは思いませんでした。

私は三種の理論には最後まで苦しみました。基本を理解せずに過去問を周回していたので未見の問題にはとことん弱く、本当にギリギリでの合格でした。

それが二種はマグレとはいえ初手で取れた。

非常にやる気が出てきました。

来年の一次試験機械、そのあとの二次試験筆記とも今からやろうと考えています。

せっかく運を頂いたようなので活用していきたいですね。

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コメント

  1. Fw190D-9 より:

    biruman様

    受験お疲れ様でした。
    好結果だったようでおめでとうございます。
    私はメーカーに転職し主任技術者に専任されていますが主任技術者の職務より生産設備の改修ですとか新設・移設等の企画・設計に忙殺され電験受験にとても時間が取れません。
    契約電力は電力会社との協議で本来は特高受電の契約電力ですが高圧受電です。
    近い将来は特高でないと間に合わないようになる見込みですので2種が必須になりそうですが私が2種に合格出来なければ22kV受電になりそうです。そうなれば認定で2種ですがそうなる前に実力で取りたいものです。

    • biruman より:

      >Fw190D-9さん
      お久しぶりです。

      お仕事お忙しいとのことでお疲れさまです。
      電験はもし認定で取れるのであれば
      (二種の場合は会社がかなり協力してくれないと無理ですので)
      認定での取得が良いかと思います。
      人生の時間は限られていますしご家庭を持たれている方はなおさらです。
      私はもう終わったような人間ですのでのんべんだらりと勉強しそのうち受かればなと考えています。

  2. 赤い左辺 より:

    これは素晴らしいです!

    あの理論が初受験で90点満点中68点!しかも3科目合格見込みとは!(^o^)
    因みに私の電験二種一次初受験時は全科目不合格でした。去年の理論は90点満点中53点でしたので、birumanさんが計画的に実力をつけて試験に臨んでいることが分かります。

    これはかなりサイサキの良いスタートです。
    機械はあと数問だけ合えば1次突破でおしかったですが、むしろ1次免除を来年から2年間活用したほうが得策ですね。(^-^)今から2次の勉強をすれば、再来年までにはかなり有望であると思います。頑張ってほしいです!(^^)

    • biruman より:

      >左辺さん
      ありがとうございます(^o^)

      理論は本当に勉強していなくて受験前日まで受けるかどうか迷ったくらいです。
      しかし全科目受けないと雰囲気が掴めないなと考えまして一限目から受けました。
      結果的に一次の一番の懸案事項であった理論に合格見込みで良かったです。
      正直三年目までに受かる気がしませんでした。

      二次は電力管理の論説が結構なポイントなのではないかと思っています。
      計算問題の比重が高いような気がしますが論説が完璧であり
      機械制御が半分取れるレベルであるなら二次は突破出来るのではないでしょうか。
      範囲が驚異的に広いですし試験時間に100%の力が出せる訳ではないので
      そんなに上手くはいかないかもしれませんが計算問題ばかりに注力すると合格が遅くなる気がします。

  3. 地方ビルメン3年目 より:

    おめでとうございます!運を引き寄せるにも実力が必要ですよ。
    自分はエネ管4科目中1科目落としてしまいました。やはり人参が小さいとモチベーションが上がらず電験三種の時のような追い込みで燃えるような感じもありませんでした(泣)
    なのでこれからは電験二種に邁進していこうと思います!
    ビル万さんは二種一次試験の勉強はどんな参考書、過去問を使用したのでしょうか?また二次試験の勉強も並行してされていましたか?

    • biruman より:

      >地方ビルメン3年目さん
      ありがとうございます(^o^)
      運を使い果たしてしまったのではないかと心配です(笑)

      エネ管は電験と比べると確かに見返りが少ないような気がします。
      確かに必要とされる場所はありますが電験のように独立出来たりするような訳でもなく・・・。
      あと受験料が高い!ですね。
      17000円は考えてしまいます。

      二種一次はとりあえずYou Tubeの関連動画を観たり
      あとは数年前に買った電気書院の15年過去問を使ったりしていました。
      今年は一次は電力と法規だけ受かればいいか、と軽く考えていましたし
      なんなら受からなくて壁を感じたりするだろうなー、とも思っていましたが
      結構な戦果が出て嬉しいです。
      二次の勉強もほんのちょっぴりやっていて機械が中途半端に取れたのはそれのせいだと思います。
      一番比率が高かったのは過去問ですが、動画も大きかったですね。
      電験合格、電気学習チャンネルなど今は良い教材が無料で大量にあり学習する先には困らないです。

  4. kamigamo より:

    お疲れ様でした。
    コロナ禍の中で朝も早くから夕刻遅くまで本当に大変だったことと思います。
    理論と法規を制しておられるでしょうから来年は朝も早くから夕刻遅くまで受験に費やさずに済みそうですね。
    2次試験の学習は過去問を何も見ないで答案用紙を書くつもりで途中経過なども書いておいて、試験センター公表の回答と見比べれば足りないところや過剰に記載しすぎているところがつかめて最短時間でしかるべき点数をもらえるようになっていくと思います。

    • biruman より:

      >kamigamoさん
      ありがとうございます。
      理論は殆ど勉強していなかったですし
      3種で最後まで苦しんだ挙げ句に55点で合格したという
      苦手中の苦手科目ですので取れるとは思いませんでした。
      合格持ち越しの3年の間で取れるかなあという気持ちでしたので取れたのは嬉しい誤算でした。

      もう数学がどうのこうのでなくてとにかく過去問をやり倒して理解度を深め
      解答を書けるようにしようと考えています。
      自分の実力を考えながら確実に得点していけるような勉強を心がけます。

  5. 田舎ビルメン より:

    凄い!&素晴らしい、ですね。
    理論突破も三種の時の努力があってこそ、だと思います。三種の準備が充実していたら、二種はそれほど苦労しない、とも聞きました。
    とにかく寝ても覚めても三種理論の過去問が頭から離れなかったbirumanさんの努力の成果ですよ。本当にそう思います。
    今、二種は不足しているどころか全然追いつかない状態ですので、Fw190D-9さんの書いておられる通りで22kV発電/受電施設が私のいるド田舎&山奥では増えてきました。
    二種の勉強の進め方も参考になりました。
    電力・管理の二次突破を祈念します。

    • biruman より:

      >田舎ビルメンさん
      理論はマークシートの怖さというか緩さというか
      マグレ当たりをしてしまいました。
      2次はもちろんこんなマグレは絶対に有り得ないのでそこだけは気をつけたいです。

      2種は取れれば太陽光などで老年までやっていけると考えていましたが
      FITの電力高値買い取りの期限がくればそれも無くなるでしょうし
      大企業の2種は旧帝国大学を出た生え抜きの人が占めているでしょうし
      新しい施設は2.2kvで3種で十分ということでいよいよオーバースペックになりそうですね。
      私もマグレ当たりに気を良くしていないで2次はまったく別物だと肝に銘じて
      努力が続けられないようであれば撤退も視野に入れたいと思います。
      もともと電験の道に進んだのは電気管理技術者になるためですし・・・。
      来年度から経験3年と研修で電気管理技術者への道が拓けますので
      夢と現実の折り合いをつけながら勉強しなければなと考えています。

      • 大下亨研究所 より:

        現状では東北・九州に移ることが可能であれば、再エネはまだまだあります。メガソーラーのFITは20年ありますんで心配ありません。
        ですんで今年2次を必ず仕留めてください。
        電力管理の論説を定番の参考書をつかって毎日スキマ時間に勉強し、本番では論説2問選択、両問とも7割から8割取れるようにしておけば合格がぐっと近づきます。
        計算問題にて捨て分野をつくるのもありです。プラス勉強した範囲の演習の際には書き散らさないように答案をまとめる練習をしてください。
        一次試験前の最後の週はaki先生の機械の動画で総復習がいいかと。

        陰ながら応援しております。

        • biruman より:

          >大下亨研究所さん
          コメントありがとうございます。

          実は今本業が忙しくなりすぎてしまって平日も休日もグッタリです。
          8時間勤務のうち7時間半くらいは動き回っています。
          スマホを見る余裕もなくなりました。
          電験は流石に避けざるを得ず、今年はビル管を受けようとも思いますがそれも受かるレベルまで勉強できるか不明です。

          でもご助言本当にありがとうございます。
          参考にさせていただきます。
          盟友の「赤い左辺」さんが7年越しで昨年度合格しており私も奮起したいと考えておりました。
          時間はかかるかもしれませんが頑張ります。

  6. ボイメンビルメン より:

    運も実力努力なしでは運もつかないです。私の場合努力しても運がつかない、はたまた努力が足りないのか?自頭が悪いのか?
    理数工学系は、ほかの科目と違い継続の努力ですけどね
    所で別談ですがよく高校生が電験3種合格すると新聞やメディアが取り上げなすが?
    高校生1番合格しやすいのでは、社会人大学生でも合格がむつかしいではなく
    大学生(高専含む)電験専門の勉強できません他の実験等多くあり電験学習に時間避けません、社会人(電気関係の人、工事、保守)精々法規に有利なだけ理論機械は、習得できません。 社会人SE(電子関係)電子でもパワエレ、トラジ位が有利に働くだけ
    社会人(電気関係に深く携わらない人やビルメン、機械系)
    高校生以外仕事が終わってから時間を作り学習している、高校生は、先生にすぐ聞ける
    私なんか高校生のとき先生に質問したら先生大喜びで時間作って補修してくれました。社会人は誰も聞けないテキスト頼み 2種持ち上司でも学校の先生みたいに教えるの専門ではない、3種が1番合格しやすいのは、高校生か私立電気関係の専門学校生が合格しやすいと思いますがどうなんでしょう
    これはからリやばいことで高校生、専門学校生が本気出したら電験合格率大幅に上がると思います。そうしたら。電験3種今以上難化超難化すると思いまうますがどうでしょう

    • biruman より:

      >ボイメンビルメンさん
      コメントありがとうございます。

      3種はもう難化している気がします。
      過去問を見れば分かりますが、平成10年代前半と平成20年後半だと問題文の長さが倍くらい違いますし内容もかなり踏み込んでいます。
      今は公式を覚えていれば合格点などということはほぼありえません。
      理論が特にそうで、年度によっては電力法規などもそうです。機械がたまにボーナスステージのように簡単になったりしますが…。

      高校生が”真面目に”勉強すれば社会人は負けてしまいますが
      やはり高校生はそこまで資格を取らなければ!と顔色を変えて勉強したりは難しいのではないでしょうか。
      他に楽しいことが多いですし。
      おじさんになって仕事が無くなり「電験に受からなければ未来は無い」と追い詰められた年配の方のほうが
      これからも強いと思います。

  7. ボイメンビルメン より:

    2種は1科目残しが理想と聞きました機械を残して(しかももう少しのところ)1科目残して2次の学習を進めるのが合格の近道だそうです、上司もそういってました。
    3種で 50点で不合格と55点で合格、60点で合格って実力差無いように思います。80点以上なら しかも感に頼らず電気を理解しての合格者とは、ライセンスホルダーの実力差がもろに出る気がします。私なんかもう一度受けて合格してとゆわれても合格できそうにないライセンスばかりです面目ないじゃなく実力無いです。