技術は気にしない

一般ビルメンで居ると、分電盤・制御盤の中を見ても「?」となります。

黄色い制御線を見ると電気工事士を取得した筈なのに全く分からずコンプレックスに苛まされます。

この気持ちが結構落とし穴になることがあります。

年齢と技術と

中高年以降になって初めてビルメンになった人はそれまで機械や電気に興味がなかったはずです。

興味があった場合ですと、既にその仕事に就いています。

制御に興味があったり機械に興味があれば仕事内容が多少忙しかろうが何だろうがそちらでご飯を食べようという気になっています。

なっていないということは興味がないということですし、ビルメンになった時点で1次対応の人間なんだと考えることが大切です。

知識や技能に憧れるのが全く無駄だとは言いません。

しかしビルメンは業者ではありません。工具を使ってバリバリ仕事をする業種ではないです。

それと、現在ビルメンとして働かれている方なら知っている方もいるかもしれませんが、業者が知っているのは広い業務の知識技能のごく一部です。

制御盤にしても全体を理屈から知っている人は少なく、現場にはまず居ないです。

今はマニュアルが発達しているので、会社で受けた研修と持っているマニュアルのとおり仕事をしているだけです。

ビルメンより業者のほうが給与が高いのは、業者はその場で営業できたりして売上に貢献できるからです。

ビルメンは契約金の中で仕事をしているので設備員自体が売上に貢献できる場面がほぼありません。

その差が給与の差になっているだけです。技術の差、頭脳の差が滅茶苦茶にあるわけではありません。

資格の数だけならビルメンが勝っていたりします。

給与以外のコンプレックスはあまり抱かず、ビルメンは1次対応人員なんだと割り切って、彼らより空いている時間が多いぶん資格の勉強にでも精を出したほうが有益です。

危ない転職

成長にはコンプレックスが必要なこともあります。

しかしビルメンが業者に憧れるのは危険です。

ぶきっちょだからビルメンの筈です。

そして年齢。

自分では年を取ったつもりが無くても就職事情では年齢は相対的です。

就職自体なかなか決まりませんし

新しく行った業界で若い人にこき使われるのもキツイです。

要するに、現在ビルメンであるあなたには資質も含めて機会がなかったのです。

私も技術に憧れて転職を試みようとして失敗した過去があります。

結果、結局ビルメン→ビルメンになってしまいました。

私と皆さんは違いますし、皆さんのほうが優秀だと信じています。

それでもビルメンになるくらいですから内向的で自己評価は低いのではないでしょうか。

他業界に転職を考える前に「なぜ自分はビルメンになったか」を考えるのが危ない転職に行く前の最後の機会になるかと思います。

コンプレックスを解消するのは学生時代まで。あとはありのままで生きつつ給与アップを狙う。

これがベストではないかなと。

如何でしょうか。

常に最良な選択は出来ませんが、せめてグッドな選択を狙っていきたいですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. ビルメン48 より:

    始めまして、ビルメン48です。
    40からは、未経験は厳しいという感じですよね。私も数年前にまたビルメン転職しましたが、転職後はビルメンでも環境は悪くなり、若い人にコキ使われてます(汗)

    私の前の職場では技術系(保安系、シーケンス系)に行く人は結構いました。
    大体優秀な方でした。ビルメンという括りより最後は本人次第だと思います。

    逆に、優秀な方はビルメンを長くやれる素質は無いと思いますね。殆どマニュアル通りですので、色んな意味で諦めた人にしか適正はないと思います。、

    私は努力を諦めましたが、別に悪いことでは無いと思います。ビル万さんは、最近何か動こうとなされていますが、今一度振り返り、今の自分のペースで十分満足できると思いますよ。

    • biruman より:

      >ビルメン48さん
      コメントありがとうございます。

      優秀というか電気工事を本格的にやっていた人などはイライラして辞めてしまいますね。
      消極的で内向的な事が残る感じでしょうか…。

      >自分のペースで
      おっしゃるとおりです。
      このままビルメンで良いかと思い直しているところです。
      一度ビルメンに堕ちた身なのに思い違いをしていました(笑)