工具分かります?わたしより皆さんの方が絶対詳しいですよ。
まだビルメンなって2年くらいだという「がしゅ」さんの記事見てたらそう思った訳です。
自分たちで何でもやる職場には行った事がない…
自慢してる訳ではありませんがそうなんです。
結構大手の系列系に行った時にそこの設備員がわたし以外電工2種持ってなかったって事もありました。
みんな電気に極端に弱い。わたしも全然詳しくないので焦りましたね。
不具合あってもオーナーさんに報告して業者に来てもらう事になるので全然全くスキルは身に付きませんでした。
だからビルメンのブログを巡回してて何でも自分たちでやる、という感じの職場は凄いなあと思います。
だからと言って何でもやる職場に行きたいかと言うと
もうそんな気はないですねw
わたしもビルメン成り立ての頃に入った会社が素人に毛が生えたみたいな感じの人ばかりで工具の事や機械の事に詳しくなれ無さそうだったので…それを理由に辞めたりしました。
スキルが付きそうにないからって理由でです。
今考えたら増長してました。恥ずかしいです。
例えば電工なら多少年齢が行っていても覚悟さえあれば未経験で電工会社は雇ってくれる訳です。
電工会社はいつも人手不足ですからね。
けれどそういう苦しいのが嫌でビルメンの道を選んだのに「スキルが付きそうにないから」って。
完全に頭がおかしいですよ(笑)
大事なのはお客さんとのコミュ力
技術がない場合はオーナーさんとテナントさんの間に挟まって結構苦しいこともあります。
どうやって修理したらいいとか分かりませんから。けれども「こうじゃないかと思います。」って報告は出来ないです。断定で「こうです」って言わないといけない。
それで間違ってても「何とかするチカラ」が必要でそれがコミュ力ですね。
普段如何にオーナーさんやテナントさんに名前と顔を覚えて貰っているか。ちゃんと挨拶して報告も怠りなくきちんと礼儀を尽くしているか。
それでトラブル発生して報告が多少あやふやでもものすごいクレームになるって事はなかったですね。
普段のコミュ力は結構重要です。
でも職場の人間関係は…
もう全然ですw
同僚とは挨拶と仕事の話だけ。どこに住んでるのかを辛うじて知ってるくらい。趣味や家族構成も知らない。
みんな基本コミュ障ですからね。余計な事は言わない。
けどお客さんとのコミュが取れれば問題ないです。
必要なのはコミュ力っていうか、腰が低い力ですね。
お客さん第一でない、頭が高い人たちはどんな職場でも早々と消えていってましたから。
防災センターで新聞読んでくっちゃべって多少工具が使えるおじさんよりはお客さんに腰が低くてちゃんと挨拶するビルメンのが良いですよ。
もちろん理想は両方出来る方がいいですけどね(笑)
そういうスキルが身につくような職場に行けるとは限りませんから。いつも転職を勧めてますけど基本的にはずっと同じ職場のがいいですしね。
だからもし訓練校を出て検針と報告だけのビルメン会社に当たっても「本格的じゃない」なんて言わないで(そんな事を考えたのはわたしだけだと思いますが)
腰が低い力を鍛えて勤め続けるのが理想なのです。
どうしても本格的なスキルが欲しいなら電工や設備屋さんに転職すればいいんですからね。
30超えていて、スキルに拘ったら負けです。わたしのようなアホな選択はしないようにしてくださいね。