滅多に技術的なことはやらずにいてもたまーに引っ張り出されるのが低圧の知識と水廻りの知識ですね。
知識、とか大袈裟でしたか。しかし普段は軽い清掃のようなことばかりやっているビルメンからすると工具を使う仕事は嬉しかったり忘れていてもどかしかったりします。
面接でも聞かれたりするのでポリテクでよく練習しておきましょう
タイトルの2つの作業は面接で「できます?」と聞かれたりします。
正社員の面接では聞かれたことはないですが作業員として働くことが多い派遣の面接では聞かれました。
そのときはビルメン業界に入って経験が浅く自信がなかったので
「やれる…と思います。」
などと答えていたら選考に落ちてしまいました…。
ゆっくりやればそんなに難しい作業ではありませんし、安定器交換のほうは二人作業のことが多いです(脚立の上でモノをやり取りするため)。
したがってポリテクで電気工事を習う合間に許可を貰い、学校の蛍光灯を外して練習してもいいでしょう。
ピストンバルブ交換のほうは止水さえ忘れなければ本当に大したことはないです。電気と違って明確な危険はありません。
とはいえこの2つの作業が初級ビルメンの関門のようなところもありますのでやれる機会があれば率先してやらせてもらいましょう。
あ、水廻りはこれからも作業がありますが安定器交換はLEDになってる現場が多くてやる機会がないかもしれませんね。
どれくらいのレベルの仕事があるのかは現場次第
過去に勤めた現場で安定器交換も出入りの業者さんにやってもらってるところもありましたので本当、仕事の内容は現場次第です。
私はと言うとせいぜい上記の作業があるくらいの現場しか経験がないので低レベルビルメンのままです。
ですがビルメンがあまり上位のことが出来ても仕方ないのでそれでもいいと考えています。
本格的に電気工事がやりたければそちらに行ったほうが確実にお金になります。
新設の電気工事でなくても例えば空調機の修理、エレベーターの点検などのほうがお金に直結しています。
職人崩れの人がブイブイ言わせている現場もありますがあまり気にしないことです。
そういう人はちょっとウザいですが、上手くおだてて作業をやってもらいましょう。
作業に対して向上心を持たなくてもいいと言っているわけではなくて、ビルメンにはそこまで必要ないのではないかということです。
CADを使い図面を引っ張ってお客さんに工事見積もりを出し金額交渉までするビルメンもあれば、やることは玉替えがせいぜいだというビルメンもあります。
前者の場合は高校新卒からずっと働いてる人が多いようなビルメンとしてはレアな現場です。後者の場合は独立系で異業種からドロップアウトした中途採用おじさんばっかりの現場などです。
つまりは後者のような現場で頑張って色々やろうとすると
「今度の新人はイキっててウゼーな」
と古参のおじいさんたちから疎まれてしまう場合もあります。
薄給でも楽な仕事内容で面倒な人間関係から逃れたいためにビルメンになった筈です。これでは意味がありません。
現場に合わせて適当にやっていくのが良いだろうという話です。どうせ薄給なのです。責任を負いつつ適当にやることが大切です。
妙な気の入れようは早期退職の元になり危険です。
今更プライドを振り回すのはよろしくない
私自身への戒めのようなものなのですがプライドは邪魔なだけです。
仕事が出来なくても平気のへいざでのさばって来たからビルメンまで堕ちてきている訳です。
今までのように出来なくても気にしないように、しかし反省はしつつ同じ失敗を繰り返さないようにやっていきましょう。
細く長くやっていけるからビルメンなのです。太くしっかりとした仕事がしたいならば他の業種への転職を考えたほうが世の中のためであり、きっとそう考える人自身のためになるでしょう。
一般ビルメンをやるなら安定器交換とピストンバルブ交換くらいを目標に仕事をやっていきましょう。
先は長いです。ダラダラ行きましょうね。
コメント
私は、ビストンバルブ交換は、何とかできるようになりましたが、安定器交換はできませんね。ほとんどをLEDに変更したということもありますが、交換するチャンスがないので、やったことないですね。これでいいのかなぁ~。
>中途入社1年半さん
安定器交換はLEDばっかりの中もうやる機会が無いかもしれないですね。
確かにビルメンは技術を身につけることは出来ませんし、機会も減っていますがその代わりマッタリしています。
余った時間で何をするかで人とどんどん差が開いていくので待機時間などを有効活用して収入UPに繋げていかれるのが良いかと思います。
ビル管理を11年していて、フラッシュバルブ交換は一度もしたことがありません。
安定器交換も二回程しかありません。
>たくさん
コメントありがとうございます。
作業は無いに越したことはありません。
待機時間は資格勉強にだけ使いたいものですね。