電験2種に合格しました、勉強法はこうこうです、
とはとても言えないし書けない。
相当運に助けられたから。
けど本を捨てたり、読まなかった本を考えると凡夫が受かるような方向性は見えてくる。
ひとつは手を広げないこと。
よく言われることだけど、合格可能になるには思ったより本の領域が狭い。
俺も昔から本を買いまくって満足して終わりな学生時代だったし、電験でも当初そうでした。
電験2種の場合、一次試験に通るくらいであれば電気の基本は分かっているのでそれ以上手を広げることはしなくていいと思う。
一次試験が不安な場合は電験合格を視聴して、過去問に当たりまくるしかないがそれ以上の事は必要ないだろう。
二次試験を考えたらそこまで手を広げることは出来ない。
二次試験は、もうひたすら過去問をやる。解答の書き方を体に染み込ませるしか方法が無い。
もう何度も書いているけど、機械制御で9割超取るしか合格に近づく方法が無い。
これは受けないと分からないことなんだが、電力管理と機械制御を6割ずつ取って…などとやっても算段が合わない。ほぼ間違いなく、電力管理が6割も得点出来ない。
電力管理はよくて5割、下手すると4割しかとれないし4割だと不合格に傾く。
4割だと48点だが、頑張って4割ちょっとだったらどうか。
意味が分からないかもしれないが、なんといっても加点で採点してくれているので4割しか取れなかったなーと思っていても、結果もうちょい取れているのだ。なので、4割を目指して解答する。
53点取ったとして、機械制御を55点取ったら勝ち。108点で合格。
体感、電力管理の論説はかなりの加点方式が取られているので何かしら書けば部分点が貰える。
ということでなければ、俺は受かってないです。計算も完答1問でボロボロだったのに受かったので。
とにかく、どこが出るか分かっていて得点も見込みやすい機械制御をまず完璧にしておく。
自動制御と誘導機、変圧器の過去問を何回か周回すると慣れてきて「得点しやすいかも」ということが分かる。部長さんの動画を観ながらやれば更に良い。同期機は余裕があったらで良いです。
反面、電力管理は新問が出やすくて的が絞れないので剣呑だということも過去問周回で分かってくる。
実際に受験すると、本番の緊張感のなかで電力管理の新問に当たって得点するのは厳しいことが計2回の受験で良く分かりました。
くれぐれもベクトルを完全にしようとしたり、発送配電の論説で得点しようとしたら駄目だ。
駄目というより無茶だ。
特に論説はあなたが電気科出てたり、実務に関わってるなら目はあるけどそれ以外は無理の無茶。
ベクトルも論説も、過去問周回の範囲内で良い。
良いというか、それ以上手を広げると手のひらから零れ落ちるんですよ。覚えられないです。
短期で突破したいという人は過去問周回だけでいいです。
電気の勉強はしないでください。それは合格していくらでも出来るので。
試験勉強をしないと受からないです。
受けるほうが嫌でも応でも、そういう試験なので。
当初の言と違って諸々説教めいたこと書きましたが
究極、どんな勉強法取られるかは自由です。
でもどうせやるならやっぱり受かりたいよね。
過去問なら見た瞬間に答え書き始めて、完答できる。30年分どこを解いても。
30年分を(特殊な問題10題くらいを除いて)解けないのであれば、実力不足です。
反応速度が全てです。それが凡夫の限界。反応速度を究極にしておいたなら、そこから新問の解答も出来るかもしれない…そんな試験です。
受験されるかたが、短期で合格されることを祈念します。


コメント
2種受験者への取捨選択アドバイスが端的で分かりやすいです。私もこのビル万さんの記事を目にしてたなら7年間もかかる事は無かったかもしれません。人生の1割を超えてますもんね·····( ;∀;)
今回の記事を少しでも多くの2種受験者の方が参考にしてくれればいいなと思います。
反応速度というのは、やはりそうですね。7年間受け続けて感じました。毎回試験開始直後、問題を見て頭が真白。筆も止まって何分も固まり続ける事を繰り返しました。この間、もちろん試験時間は止まってくれず、どんどん過ぎていき、焦りが焦りを呼んで、結局試験の出来は毎回目茶苦茶になっていきました。
やはり問題を見たら即書き始められる反応速度はほしいですね。試験中の心理的安定度も断然違いますし。
>左辺さん
左辺さんがおっしゃる「手が停まる」というのは有りますねー。
当たり前ですがその日に初めて見る問題なので問題読むのに時間も掛かるし
ましてや解答し始めるまで迷って当然なんですね。
しかし練習をしていると、「とにかく書き始める」ということが可能になります。
私もどの問題かは忘れましたが、書いた後で全て消して書き直したものがあります。
そういうことも起こり得ますが、合格するにはとにかく書き始めるしかないですね。
思考するより手が動くようなレベルになって初めて凡夫は合格出来るのではと思っています。
ビル万さまのこの記事はほんとう秀逸ですね…
私が二種をはじめた頃は、こういう当たり前のことを論じてくれるブログとかなくて
一種まで手慰みで秒で取ったような超サイヤ人3レベルの偏差値が80ぐらいあるような人が勉強法書いてるようなのが多かったです…
私も最初イキって専門書とか買ったりしました…
チェストプレス100キロすら上がらないのにフリーウェイトを独占するようなもんでしたね…
>農家マンさん
おそらくは電験一種合格している方たち…電験王さん、ケンタさん、摺り足の加藤さんetc…
皆さん旧帝工学部レベルです。同年代で言うと上位2%くらいの人たちです。
皆さん数学が異常に出来ます。
電験2種受けるぞーと思ったら、まずは自分が旧帝工学部出身でないことを自覚して
合格に一番必要なものは「運」だと自覚することからスタート出来ればグッと勉強の解像度が高まります。
試験時間中のあの極度の緊張状態で初見の問題を解くという無茶無理を超えるには過度の練習と運だけです。
本当は練習したとて、その日の運が無かったら終わりです。
「一番大事なのが運なのはおかしいだろ!」
と言われても「凡夫にとってはそういう試験です」としか言えないです。
迷われてるかたが沢山出る試験ですが、時間の無駄と言わず
とにかく手を動かすのをオススメしたいです。
ビル万さま
お疲れ様です。
ビル万さまが書いてくださったような方や有名な人はみんな旧帝早慶工学卒ですよね。
そこで考えてみたのですが…
そもそもこのような方達はほぼみんな
小中高塾通い→大学四年、院二年かけてナントカ方程式とかやってきてる一方
私のようにビル万さまのブログ見て電験とれば、無職の自分も海賊王だとか言ってやりだした人間は
大学どころか高校すらまともに出てないにもかかわらず
すぐ一千万ほしいとか、人間関係がうざいのは嫌だとか、年収700以下の求人は除外だとか、雪が嫌だとか
実務経験0でただ資格取っただけで旧帝理系院卒クラスの要求をしているかなりのストロングスタイルですよね。
このような人生ショートカットで楽して
ただ何もしないでビルメンの延長で金だけ欲しい、休みは欲しい、めんどい作業はやりたない、人間関係0でできることなら責任も取りたくないとか言う
ストロングスタイルの人間には、有名な電験系ユーチューバーやブログ主のやり方は合っていないと思いました。
>農家マンさん
ご助言ありがとうございます。
私も自分が小賢しい怠け者だというのは承知しているのですが
性根がもう駄目なのでなかなか改善まで至りません。
せめて軍師気取りは止めたいんですけど性根が腐ってるので止められないです。
あとは死ぬだけなのに何を怖がっているのか…。
雪でも面倒な現場でも逝け!という感じです。
3年ほど管技の真似事をやっていたのと怠惰すぎて荷物が増えました。
身辺整理してどこにでも飛べるようにしたいです。
ビル万さま
連続レス申し訳ありません。
ミスリードを招いて申し訳ありません。
めちゃくちゃ頑張ってたビル万様は本当に楽してお金を獲得してほしいと心から思っております。
一ミリもクソバイス的助言はしておりませんので何卒ご了承お願いします
>農家マンさん
いえ、こちらこそ失礼しました。
「俺って軍師気取りだよなあー」
と思っていたところで耳の痛いお言葉頂いたので
お返事ではありますが反省も含めた文章になりました。
私は弱男です。
ネット弁慶にもなれてないです。
猛省したいですね。
こんにちは。
ビル万さんの「反応速度」との御指摘は正鵠を得ていると思います。チビッ子達の中学受験、大学入試、果ては国Ⅰや司法試験に至るまで、唐土の科挙も結局はこれではないでしょうか。試験で測れる能力はそう言うものだと思います。
2~3年で使わ無い知識は消えるでしょうが、小生はそれで良いのだと思ってます。実務では反応速度より用意周到な準備が大切ですから、調べる場所が分かっていれば問題無いのかと。資格勉強は立ちたいスタートラインに必要ならやる。凡夫の小生はそういう結論です。
現在取組中の某資格、ビル万さんの教えに従って過去問10年分(解答のみ)を1周読み終えましたが、勉強すべき範囲と深度が明確になりました。特に深度を把握するのは重要ですね…。
>悪人正機さん
皆が皆、目から鼻に抜ける俊才英才というわけでないですから
だいたい1を聞いてせいぜい0.7くらいしかならない凡夫は戦い方を弁えるところからスタートですよね。
本を読んでも次の日になれば6割がた忘れている、そんな自分が難関試験に立ち向かうには…?
方法は限られます。
ある程度過去問回転させて当日はやったところが出るのを祈るしかない
凡夫はそんな刹那的な学習法しか取れません。
運が8割、努力2割が凡夫学習法ですね。
難しい本を買っても挫折するだけです。
こんばんは。
仰る通りで、難しい本は資格試験においては無力です。本当に興味がある分野なら、取得後に専門書を紐解けば良いのです。興味が無くても有資格者にはその手の仕事が降ってきますから、何回かやれば嫌でも事情通にはなれます。小生思うに、継電器試験の知識なんかはこれじゃないかと思います。
スロースタートの凡夫はこんな感じで良いのです。己を知らば百戦危うからず、というか、足るを知るですね。ただ、不景気を生き抜いたオッサン世代から次世代へのアドバイスとして、自分の専門以外に簿記と民法の基礎知識はつけて頂きたい。これだけで、不道徳な経営層に人生を振り回される事は避けれます。
>悪人正機さん
試験終わったあとに専門書まで使って勉強する人は覚悟が決まってると感心します。
私は試験の知識は全て忘れてしまいました。
だから続けて一種の勉強する人が多いのですね。
勉強したことが勿体ないから。
選任だと書類仕事が一番多くなるので法規が一番大事ですよね。
法文の細かい字は老眼鏡無しでは読めないですが頑張ります。