電気技術者試験センターの事業計画書より試験の動向が分かるかもしれないという話

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企業なら株主居るし法律で決まってるからやらないといけないが

試験センターみたいな公的なところでもやっていて

文章まとめるのも時間掛かるだろうし大変だなと考える。

それはそれとして

令和7年度事業計画書8Pにこういうことが書いてある。

令和7年度事業計画書8P

これは結構重要というか

もうある程度決まっていて

どこかのソースで見たことがある気がして探したけど見つからなかったが

令和9年度くらいから、2次試験のリモート採点が始まる…とか。

つまりどういうことかというと

採点は採点者が一か所に集まったり場所に制約があったり

もっと端的に言うとお金が掛かるので節約したいと試験センターは言っているわけだ。

それで、リモート採点に移行したいですと。

分からんがZOOMとかああいうのを使って

遠隔で採点したいということなのだろう。

今回、2種2次試験で穴埋め問題が多かったが

あれは、リモート採点への布石ではないか

と考えられる。

それで、リモート採点だと記述式の論説の細かく荒い文章を

細かく採点するのは難しいわけだ。

俺もそうだが、みんな字が…アレだからな。

目の前に解答用紙があるわけではないからね。4K動画でもスラスラとはいかないだろう。

そこで、穴埋めである。

穴埋めなら誰でも採点が出来るわけだ。

何故なら正解以外はバツをつけるだけなので、専門の知識がない人でも出来る。

専門知識を持っている人を採点者から減らせれば

それだけでもかなりのコストカットになるだろう。

ここまで書いておいてなんだが

この内容、もしかして過去に記事にしたかもしれない。

電験寺さんのところのコメントに書いたのを記事にしたと勘違いしてるのかもしれない

どちらにしても忘れてしまって探せなかった。

まあそれはいいとして

いずれにしても穴埋めというか

簡易に採点できる形式の問題が増えるだろう。

そうなると最終的には計算問題だけ筆記で

あとは穴埋め…あるいは将来マークシートになるかもしれない。

試験センターとしては2次もマークシートにしたいだろうけど

色んな事情で筆記も維持しないといけないのかもしれん。

伝統を守りたいおじさんからは「筆記の伝統を守れ」と言われ

コストカットおじさんから「コストカットしろ」と責められ

色々考えての穴埋め問題増加なのだろう。

今後、以前のような完全筆記の論説は減るか、完全に無くなる可能性が高い。

リモート採点でカメラをジーッと動かして、モニター越しに解答用紙を見て

採点官だって目が痛いし、たぶん老眼だろうし

なら、素人でも採点できる穴埋めを増やすのは

想像出来る。

今回のデス穴埋め地獄はその実験ではないかな?と推測できるわけですよ。

あと、現状の再エネ死亡で2種以上の電気主任技術者は減らしますというのが重なると

いよいよ資格試験における基本対策であるはずの

過去問周回が役に立たなくなる

相当な地獄になるので

令和9年度からの試験からは気を付けた方がいいだろう。

かなり出題形式が変わってくる可能性がある。

とはいえ令和9年度だったかは、ソースが無いので

知ってる人が居たら教えてください。

コメント

  1. 通りすがりの者 より:

    ビルマンさん試験お疲れ様です。

    私も今年、初の電験2種二次試験を受けました。
    電力・管理の試験問題を見た瞬間、今年は終わったと感じました。とりあえず記念受験という風に気分を切り替えて午後の機械・制御まで受験しましたが私が受験した教室では、午前中の試験で諦めたのか午後の試験を欠席していた人が3人ほどおりました。絶望感は半端なかったです。まだ来年もチャンスがあるのですが、どうやって勉強すればいいのかで今悩んでます(特に論説問題)。

    • ビル万 より:

      >通りすがりの者さん
      コメントありがとうございます。

      最初の受験が20年に一度の高難度年に当たってしまったのは大変でしたね。
      平成23年の最終合格率1.7%には勝てないまでもかなり合格率は低くなると思います。
      3%くらいになるのではないでしょうか。
      相当得点調整が入ると思います。
      午前午後合わせて50%の得点、90/180で合格するのではと考えています。
      なので、何か書いていれば加点主義の採点と言われている2次試験で合格の可能性十分あります。
      途中で帰った人たちは勿体なかったかもしれないですね。

      論説は…どうすればいいのか私にもわかりません。
      辞書みたいな厚さの電力系統の本はAmazonで買えますが
      そういうのを読みつつ、計算問題の対策もしつつというのは無理な気がします。
      私みたいな暇人は別ですが、フルタイムで働かれている方には至難です。
      1次試験対策を完璧にして毎年2次を受ける…くらいしか…。
      毎年受けて、難易度緩めの年に当たる可能性を探るくらいしか思いつかないですね…。

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