身内が倒れることは突然起きますね

この記事は若い方は関係ないと思いますが書かせて頂きます。

倒れて骨折…

少し前に私の身内が入所先の施設で転倒し、骨折しました。

そのまま入院ということになったのですが、入院先の病院で肺炎になってしまいました。

よく聞かれると思いますが誤嚥性肺炎です。

骨折から肺炎でそのまま…ということはよくあるのですが

それはそうなるだろうなというのは入院先の病院を見ているとよく分かりました。

そもそも、看護師さんは全員を見ている暇はありません。

手のかかる人が居たらそっちにかかりきりになります。

そして、言い方は悪いですが所謂「面倒くさい人」…認知症が入っていて言っていることがよく分からない…というような人は、少し虐待めいた待遇になります。

古い病院で暖房もあまり効いていないような室内で、私の身内は薄着で放置されていました。

言うとまた待遇が悪くなるかもしれないと思いましたが、流石にシャツとズボンくらいはと思い、私も手伝って服を着せました。

結局そういうことも相まってか、肺炎はひどくなって集中治療室に入ることになり一時は命の危険もありましたがここ数日で持ち直している状態です。

病院のスタッフは遠回しながら「死にます」と言っていました。回復して驚いているのではないかと思います。

議員さんか有名人でないと、丁重に扱われるというのは難しいのかもしれないなと思った次第です。もちろん真面目に業務されている方のほうが多いと思いますが。

年を取ってからはあまりウロウロできない

今回改めてそう思った次第です。

私も転職で数百キロ移動していたこともありましたが

親の最期くらいはみてあげないとなと思い返しました。

家族が病院に様子を見に行っていても雑に扱われるのです。

近くに居ないのであればお察しです。

地元に居られるように努力していこうと思います。

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コメント

  1. 田舎ビルメン より:

    以前にこちらに書きましたし、また赤い左辺さんの所にも先だって書きましたが、元職の時に独居老人宅に福祉通信機器を設置していた時期がありました。
    30代を前にして「人間って最期は結局孤独になるんだ」って悟りました。
    ですので無理矢理結婚をしなくていいのは勿論、未婚だからといって卑屈になる必要はない、と常々感じていました。その時には既に結婚し子供もいましたし幸福感も感じていましたが、それでも「自分が伴侶より長生きした場合は孤独になるんだろうな」と意識しました。

    birumanさんは立派です。自分の実親ですらほったらかし、ましてや夫の親なんて面倒見るのは嫌だ、感を丸出ししていたのを現場で見てきた私ですので余計にそう思います。

    • biruman より:

      >田舎ビルメンさん
      最期は孤独ですよね。家族でも仕事や私用が忙しく死の床についていてもずっと側にというわけにもいきません。
      長患いしていると疎まれることすらあると思います。

      私のちょっと自分の歴史的なことになるのですが
      15年弱くらい仕送りをしていました。額は1千万強くらいです。
      おかげさまで恋愛も結婚も考えられずここまできました(笑)
      しょうがないので最期まで面倒をみたいと考えています。

  2. 赤い左辺 より:

    私は兵庫県から東北地方に出てきて一切帰れない状況に置かれています。
    今日は兵庫県の老親から実は手術をしていたが、うまくいったと手紙が来ました。自分は何をやっているのだろうと情けなくなりました。

    「年を取ってからはあまりウロウロできない」

    本当にそうですね。今回の記事は身につまされる思いがします。birumanさんに人としての道を教えてもらったような気がします。birumanさんがビルメンなのに1千万円強も仕送りしてたなんてすごい事です。盟友として誇りに思います。

    • biruman より:

      >左辺さん
      コメントありがとうございます(^o^)

      仕送りしてた頃はビルメンよりかなりお金の良い仕事をしていましたので可能な額でした^^;
      今ではとても無理です^^;

      病院や、老人ホームに行くと誰も来てくれないというのはかなり寂しいだろうなと思います。
      私の身内もICUに居るままで目もよく開きませんが、お医者さんによると耳は聴こえてるとのことなので話しかけています。
      左辺さんのブログコメ欄にも書かせて頂きましたが2種持ちなら兵庫県でしたら必ず仕事はあります。
      早期退職の理由も勤務場所の件で嘘をつかれたから、というので十分です。
      是非地元に戻られてください。ご両親も喜ばれると思います。

  3. すいまん より:

    ビルマンの詳しいプロフィール聞きたいです。どこで働いていたのですか?

    • biruman より:

      >すいまんさん
      コメントありがとうございます。
      転職は結構多いとだけお伝えしておきます。
      転職すればするほど給与は下がるので気をつけられてください。

  4. ハゲおっさん より:

    独身者で若い頃から結婚に拘る必要もなく どうせ人間は孤独なものだと考えてきた人間ですが・・・
    当方、転職を繰り返し転勤を繰り返し、もはや旧知の仲という人がいなくなり、かと言って会社や仕事に人生をかけたいとも思わないし、会社の人間関係とは距離を取りたいタイプです。
    そうなると、結局電話などでちょいちょい話すのは家族(年老いた母)ぐらいになってしまっています。あとは前職で知り合った主技の方ぐらいかな。

    昔は家に帰って2chでも見てれば寂しさ虚しさを感じなかったのに・・・ 困りましたね。アウトドアでなく自宅でできる趣味に没頭して、仕事はもう技術を求めずストレスないところを考えるべきなのかなぁ・・・と悩んでいるところです。

    もとを辿れば、子供の頃から社会不適合人間のまま生きてきた結果なのかなと思ってます。

    • ハゲおっさん より:

      親の最後・・・ 私も僻地に転職前に考えました。
      前は高速バスや新幹線にでも乗れば、数時間で親のところへ帰れたので
      帰ろうと思えば月1でも帰れたのですが
      何を血迷ったか、レアな経験を求めて飛行機に乗らないと親元へ帰れないところに来てしまいました。

      幸い、母親は健康マニアになっていてバリバリ健康。年金などで楽しく暮らしているので
      仕送りも必要ないし、今までしたことないし、それどころか20代の間、無職の私を養っていたんですから ビルマンさんに比べれば相当に恵まれていましたね。それを生かして生きているか・・・と言われれば甚だ疑問ですが。

    • biruman より:

      >ハゲおっさんさん
      私も若い頃は人付き合いなんて、ましてや結婚なんてと考えて実際にその通りに事が運んでいますが
      今身内がICUに入って身動きひとつ取れず横臥している姿を見て自分も何も無ければこのようになるのだなと考えています。
      そして、将来の私は今のところは家族は居ないので誰も来ることもなく「このひとは誰も家族が居ないのだな」と病院スタッフから
      軽く見られて酷い扱いを受けることでしょう。
      もちろん結婚してたってピンチの時に誰も来ないなんてのは今の時代当たり前ですし、そういう事例も沢山見聞きしていますので
      そんなに寂しがってもしょうがないかという気持ちもあります。

      以前お話したかもしれない「職場で突然死」が一番いいのかもしれません。
      それなら片付けないわけにはいきませんし、何より長い横臥で人間の尊厳を軽く見られる不快な思いもしなくて済むからです。
      電験2種を取って長く働ける環境を作って実現したいですね。