電工1種の本に載ってました

高圧の資格の登竜門であるはずの電験3種を取得だけしましたが全然キュービクルの中身が分からない…。

それもそのはずでそもそも電験では受変電設備はちょっとしかやりません。

理論、発電から配電、電気機器までやりますが受変電設備は殆どやりません。

「これで管理者になれとか無理やん…」と考えていました。

載ってるじゃん

鬱々となりながら以前購入していた「やさしい電工1種」とかいう名前の本をたまたまパラパラめくっていたらPASから先のことがしっかり載っています。

えっ…なるほど。

私は電工から順番に取得していなかったので分かりませんでした。

PASの構造、負荷側の結線、各種継電器…さわりではありますが載っています。

灯台下暗しではないですがマヌケなので分かりませんでしたね…。

あと付け加えると電工1種の筆記の本なのですがかなりの割合で内容が分かりません。

これで「電験2種目指す!」とか言ってるのですからお笑い草です。

まずは足元を固めろということですね。

結線の練習もしてみます

電気の資格を持っていても工具すら握らない、そんな現場も多いです。

そういうところは我々が目指すところの「マターリ現場」ではありますがボンヤリしているとどんどん時間だけが過ぎていきます。

ビルメンは専門家ではなくて1次対応が主で、劣等感を抱く必要なんて無いのですが資格を持っていればそれなりに出来ないとな…という気持ちはあります。

ずっと座学の勉強をしているような精神力もありませんし、疲れたら被覆の皮むきをしたり複線図を書いたり高圧受変電設備結線図を眺めたりしようと思います。

一生勉強ですね。

ただ、「強いて勉める」でなくて出来れば楽しくやっていきたいと考えています。

試験に通る勉強でなく理屈から詰めて行きたい、最近はそんな感じです。

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コメント

  1. ラッカンフェードラ より:

    私は電験の勉強を時々電工1種のテキスト使ってます。
    電動機応用の出力とか電工1種と電験では公式違っててホントに合ってるのかとか見合わせたりしながら(^o^;)

    電工1種取ったばかりの頃なら電験も受かりやすいのかなという印象もありますね

    • biruman より:

      >ラッカンフェードラさん
      電工1種の学科も結構難しくて焦りました。
      確かにステップアップしながらだと合格も早いかと思います。
      素養のある人なら電工→電験の流れで電気が楽しくなるんじゃないでしょうか。
      私は素養がないのでひたすら辛いです(笑)

  2. Fw190D-9 より:

    私も3種を取得しビルメン(というかマンション管理でした)現場に何等の研修もなく放り込まれ周りの人に「こんなことも分からないのか。電験持ってるにいちゃんよ~」とさんざん嘲笑されました。でも、彼らのいう「こんなこと」は1年もしないうちに分かるようになります。電験で根幹を学んでおけば「こんなこと」レベルはすぐに理解できるようになります。さらに言えば数学と物理(特に電磁気学)という木に例えれば「大地」のレベルをしっかり学べば文字通り磐石です。

    • biruman より:

      >Fw190D-9さん
      現場のことで何がわからないかというと電線の太さなどすら分からないから焦りますね…。
      おっしゃられるとおり本当は大したことない気もしますが何せ経験がないことなので
      資格は持っているわけですし必要以上に焦ってしまいます。
      電験2種のこともやりつつ電気設備も詳しくなる方向でやっていきたいですね。

    • 同感です。
      自慢する人間は、他に自慢することがないから、自慢できる1点ばかりを自慢するのです。
      社畜自慢、待遇自慢、挙句の果てにひとり暮らしで独立してる自慢、嫁がいる自慢です。

  3. 田舎ビルメン より:

    電工一種の取得者は講習があるので面倒ですが、その講習でもらう所謂講習本は
    現場がよく知らない人にとってはいい本だと思います。
    (電工一種持ちでも私のような者もいるです)
    事故の事例とかが載っていてビルメン(といっても高圧受電限定なんですけど)の
    いい教則本みたいな感覚です。
    線の太さなんてバリバリの電工職人さん上がりが常に口にする言葉です。
    というかそこだけが取柄みたいなもんなんでしょうか。
    ビルメンになる前に電工さんの低圧(屋内)VS高圧(受・配電)の現場争いを見た
    ことがあってなかなかの目糞鼻糞対決でした。知り合いの親方(屋内側)はいつも
    「高圧やっている連中なんかクソだ。あつらは施工主さんの気持なんか考えたことなんかない」って言ってました。
    全然関係ない話ですが1日1万円でその講習会の講師をしてくれませんか?の
    ハガキが来ます。講師といってもDVD流すだけの仕事なんですけど。
    そしてその講師の依頼が必ず地元とは限らない、というのもなかなかのスリルです。
    講師の経験がある人っているんでしょうか。

    • biruman より:

      >田舎ビルメンさん
      同じ電気屋さんで争う必要はない気もしますが分野が違うとあるあるなんでしょうね…(-_-;)

      やはり現場で「分かりません」は出来るだけ避けたいので電工1種の教本?も手に入れたいですね。
      何処かで手に入るかなあ…。

      • 僕はわからんことは「わからん。教えてくれ」って業者に行って
        恥をかいて覚えるのが手っ取り早いし覚えやすいと思います。

        知らないことをバカにしてくるような業者はその程度だし
        本当に経験ある業者や電気主任は、ひとによって経験が大きく偏るから
        知らない分野があることが当たり前だということが分かっています。

        なのでこっちから端を覚悟で色々効いておくと、逆にベテランの電気主任や監理技術者から会話中に「○○ってなんですか?」て普通に聞かれることもあります。
        もちろん普通に答えます。

        それこそ電線の種類や太さなんかはネットで調べれば直ぐ出てくることですが(それで自慢している事自体、その程度の業者だと僕はみなします)
        ネット情報が現実とかけ離れている場合もかなりあります。そういう意味で、生の話は格別です。
        それぞれの人の個別の話を聞くのも良いですが、業者や電力に「他の発電所はどうしてますか? 一般的にはどうですか? 他はどういう対策を打っているんですか?」ということを僕はよく訪ねます。電気の世界での一般的な方法から、海外でのレアケースまで聞くことが出来ます。
        知識欲も満たされて実務の勉強にも成り、良いこと尽くめです。

        • biruman より:

          >ハゲおっさんさん
          知っていること自体がアイデンティティな人は一定数居て
          割合としては物理的に何かを持っていることがアイデンティティな人と同じくらいでしょうか。
          確かに知らないことは自分で調べつつ進めていくしかないなと感じます。

          ただハゲおっさんさんの言われるような業者に聞くというような事自体も普通のビルですと機会が少ないですね。
          工場とかですと設備トラブルで呼んだ業者に話を聞く機会もありますが一般のオフィスビルならトラブル自体がありません。
          せいぜい設備更新で一年に数度顔を合わせるくらいでしょうか。

          もっとこう、電気に直接関わるような現場なら一気にスキルも上がる気もしますが
          最近は疲れやすくてジジイになったのをものすごく感じます。したがって工場への転職等も考えられません。
          ただ勉強だけは欠かさないようにしないといけないですね。
          トラブルもなくボーッとしているだけですと完全にボケてしまいますから(笑)

          いつもアドバイスありがとうございます。
          感謝しております。

  4. 赤い左辺 より:

    私は最近、現場の停電点検の手順書を作ったのですが、基本的を知らない事が多くて苦労しました。
    VCBとかは何とかわかるのですが、LA(避雷器)が分からず、「LAってロサンゼルスですか?」と言って笑われたり・・・(–;
    接地変圧器の2次側の抵抗は今回初めて見て、やっと意味が分かりました。おととしの電験2種に出題されたのですが、その時は意味も分からず、ただ数式をこねくり回しただけでした。土台が無いのに家を建てるようなものでした。
    birumanさんが書かれているように、まず足元を固めたいと思います。

    • biruman より:

      >左辺さん
      コメントありがとうございます(^o^)

      私も土台を固めたいのですが…ビルメンですと難しいですね。
      電気を触る機会自体なくてボーッとしていると時間だけが過ぎていきます。
      何もやることがないので勉強だけは欠かさないようにしたいと考えています。
      今年は電験もですが電工1種実技も受験しようか思案中です。
      泥の上でもひたすら組み上げるしかないのが社会人から勉強を始めた者の辛いところですね…。

  5. ふろっぴ より:

    私も電験3種を取り転職し、初めて見た電気設備には戸惑いました。

    どれが動力で電灯トランスがどれかわからない、そんな状態でした。低圧の電工も同じように、許容電流や施工方法など、電験では問われないけど当たり前の世界があって驚きました。今考えると常識なんですが…。

    ビルマンさんが電験だけでなく電工も勉強されると聞いて凄い熱心だなと思いました。
    ぜひ知識実技共に習得頑張って下さい!

    基礎が分かれば、技術水準と内線規定と言う本をオススメします。どういう設備にするのが適切か書いていますので。

    • biruman より:

      >ふろっぴさん
      本はいっぱい買いましたが…読む暇があまりないですねーw
      問題が山積してどこから攻めて良いのかが分かりません…。
      図面を見てもさっぱり…活躍している電気主任技術者さんたちは大体工業高校や高専を出ていたりして
      出自からして違うんだなとガッカリです。

      お勧めの本も目を通したいと思います。
      レベルは今が最低なのであとは上を目指すだけです(笑)

      • 図面は・・・本を読まなくてもいいと思います。
        僕はいきなり盤改造から入りましたが、わからない記号や番号をネットでしらべて、図面と現物を何度も見比べればだいたいのことはわかります。
        制御回路の不具合も、何度も対応していると怪しいところがカンで絞れるようになります。
        図面なんて、とどのつまり電気が流れるか流れないかってだけの話です。

  6. 匿名 より:

    ポリテクセンターの在職者訓練
    それなりに役に立ちますよ。

    • biruman より:

      >匿名さん
      ポリテクの訓練行きたいのですが夕方から3時間とか平日の3日間とか在職者には辛いですね。
      とはいえ手っ取り早くて安いので行ってみたいと考えてます。