ブラック企業はないが…
他の業種においてはまずホワイト・ブラック企業の選定が必要になりますね。
その点、ビルメン会社はそのような心配はほぼ無用です。
かなり底辺の会社でも労働関係はしっかりしています。残業代未払いなどということはありません。
ただ給与は業種的に最低ラインなのは間違いないです。給与はどこも似たり寄ったりです。
それでは会社を選ぶ基準はどうしたらいいでしょうか?
求人票で考える事
給与は分かりやすいですが、年間の休みの日数です。
滅多にありませんが、たまに記載がないところがあります。もちろん除外します。
そして「お、給与がまあまあだな。」と思って求人票を見ていても
『年間休日:80日』というような会社は選考に入れつつもほぼ除外します。
こういう会社はたぶん本当に80日しか取れない訳ではないです。
シフトに人が常に不足している状態だと思います。少なめに書いてあるのは「100日って書いてあるのに取れないじゃん!」となるのを防ぐためです。
どちらにしてもほぼ除外でいいです。忙しいのは嫌ですからね。
単純に支給20万で120日休めるのと108日しか休めないのとでは後者は年間で12日も余計に働いている訳です。
きょうび従業員に120日を切る休みしか与えられないような会社は社会に不要だと個人的には思います。
とはいえビルメン会社は社会の底辺であり、また我々も社会の底辺です。
グレー会社のブラック現場にブラック人材です。
そのことが分かっていてその世界に踏み込むわけですから多少の痛みは許容すべきではあります。
現実的に考えて100日以上あれば他に求人が無ければとりあえず経験を積むために入社するのも良いかと思います。
じっくり吟味して他に休みが多い会社があればそちらをメインに考えましょう。
給与のことだけ考えても年間で働く日数で割ると120日の会社が勝っていた、などということも多いです。
繰り返しますが120日と108日の会社ですと後者は半月以上多く働くことになります。
一年が13ヶ月になってしまうのです。
楽をしたいからビルメンになるのにこれでは意味がないと思いませんか?
給与も大事、現場の環境も大事、そして休みは何よりも大事です。
給与は求人票で分かります。現場の環境は見学させてもらってシフト表を見て現場の雰囲気を見ればほぼ分かります。休み(有休)の取りやすさも確認しましょう。
無職から焦って探している状態で求人票で見逃しやすい休みこそが仕事選びのカナメだと思います。
ゆっくりはしていられないかもしれませんがそこだけは譲らないようにしましょうね。
コメント
参考になります。
私の勤める現場の契約期限は、2018年度半ばです。再落札に失敗することも考えて、チラホラとハローワークのサイトを見たりしています。
どうしても、給料や仕事内容にとらわれて冷静に求人情報を見る事ができてませんでした。
しかし今回の記事を読んでからもう一度求人情報を見ると、冷静に情報を読み取る事ができました。年間休日数を考慮すると、ブラックか否かも見えてきますね。
>左辺さん
左辺さんならどこでも大丈夫だと思います。
休みも重要ですがやっぱり変なやつが居る現場だと続けたくても続けられなくなりますのでそこも重要ですね。
変なやつが居るかどうかは入ってみるまで分かりませんが…。
私がいる会社は年間休日80日台です。
私は交渉で105日確保しましたが・・・
まぁ地方はそれだけ待遇がアレだということです。
お久しぶりです。
ビルメンではないですが、設備管理系の会社に転職しました。
残業が無いので少し給料は下がりましたが、勤務時間も短く休日も増え、仕事もまったりなので良かったです。
転職先はもちろん、他に応募した会社も電験3種が無ければ、未経験の私なんか相手にされなかったでしょう。
電験を頑張れたのはこのブログのお陰でもあります。
ありがとうございました。
>ろるさん
私もお金より休日を取ります。
休みがあってこその人生だからです。
このブログは電験取得に役に立つようなことは書いていないような…(笑)
今は他のブログ主さまの中にかなり本物の方がいらっしゃいますので。
私はニセモノもいいところですが、頑張れたとおっしゃっていただけるのは嬉しいです。
現場で楽をしたいビルメンにとってNGワードはどのようなものがありますか?私個人の一例ですけど、
不特定多数の出入り、築年数の長い物件、総合管理、プロパティマネジメント、複数の熱源。
仕事としてのNGワードは、
人員の入れ替わりが多い、サービス残業、有給休憩未消化などと思います。
ビル万さんのご意見をお聞かせください!
>きっくんさん
NGワードですか…NGは無限にありますので…。
OKワードとしては…1人現場、空調は天カセだけ、公共施設、せいぜい3階程度、設備は最近更新したばかり、などかと思います。
どうせ給料安いのですから楽のみ追い求めたいものです。