電験が欲しい理由 そして電気管理技術者とは

本当に欲しい資格

電験があったらな、というのを特に感じるのは求人情報を見た時です。いつの求人を見ても、必ず関連求人があります。

このような意見は本来はおかしなものです。普通の方はあまり転職をしません。わたしはよく転職をしている不適合者なので、このような感想を持つに至りました。

ひとつの会社に長く勤め、キャリアを積み重ねている方には不要のものかもしれません。

電験とはどのような資格か そして憧れの理由

正確には「第3種電気主任技術者試験」と言います。

消費電力がある基準を超える建築物は家庭のように電線を、直接電信柱の柱上変圧器から引っ張ることは出来ません。

大きな建物の屋上によく見られる大きな金属の箱があります。マンション等の1階、商業施設の駐車場などにある場合も…。

あのガラス窓から計器類が見える金属箱はキュービクルという施設です。

箱の中で電力会社から送られてきた高電圧を低い電圧に変えて建物内に送り出します。一種の変電設備です。

電気主任技術者の仕事は多岐にわたり、設計や工事などに携わる方も居ますが、わたしが目指すのは保安管理員としての電気主任技術者です。先にご説明したキュービクルの点検が主な仕事になります。

「電気管理技術者」とも言います。この電気管理技術者という仕事に長い間憧れています。

電気主任技術者として常駐で業務を5年行うことにより、経済産業局に認定を頂いて初めて「電気管理技術者」の認可を頂けます。

試験に合格しても、その後長い時間を掛けてしか就けない仕事です。責任も重く、独りで建物の電気の面倒を見なくてはならず、広範な知識や技能が必要です。

しかし車で各建物のキュービクルの点検に回る電気管理技術者という仕事は、施設に常駐しなければならない設備員と比べて自由そうです(個人の感想です)。

「そんなに甘い仕事ではない」と言われる方もいらっしゃいますが、月次点検を3,4件行うと一日が終わるというのが魅力的にも映ります。

突然の停電対応なども勿論あるそうですが…この場合はたとえ夜中でも受託現場に行かなければなりません。やはり大変な仕事です。

とはいえ、体への負荷は少ないようです。計測器を持つ腕力があれば長く働けそうです。

実際、保安管理業務をされている方には70歳以上で活躍されている方も多いです。働ける間は働きたいわたしには、ちょうどいい仕事だろうなと感じています。

試験の内容

試験は4科目、理論、電力、機械、法規の4つです。

この4科目を3年以内に取得すれば晴れて「電気主任技術者」です。 内容は工業高校の電気科を「優秀な」成績で卒業した人が受かるくらいのレベルです。

したがって電気にあまり興味のない人には辛い内容です。 微分積分などの難しい内容の物は出ませんが、それでもかなり広範な知識を問われます。

まとめ

電験という資格の強さはビルメン業界では有名です。 現場を渡り歩いているような方でも就職がすぐに決まったりします。

わたしも電験を取得し…わたしの場合はいい加減に落ち着いてひとつの現場で修行を積みたいと考えています。渡り歩くのは、懲り懲りです。

以上、電験を取得したい理由でした。取得すれば仕事には事欠かない素晴らしい資格である電験を貴方も取得してみませんか?

わたしと一緒に頑張りましょう。

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