安全に気を使わない設備現場があります

安全は何より優先です

理屈でなく感覚で作業を行って、事故が起きている現場はたくさんあります。ノウハウも安全意識もない現場が少なからず存在します。

事故まで行かなくてもその手前、健康を害するような仕事の仕方をしている会社(現場)は多いです。

例えばとある病院では産業廃棄物を引き取ってくれる契約をしていたとします。注射器など医療廃棄物です。

それに混ぜれば分からないとばかりに、蛍光灯を割って医療廃棄物の中に入れてしまうのです。

蛍光灯の中には水銀蒸気という有害物質が入っています。割る際は飛散します。作業を行っている設備員に健康被害が起きる可能性があるのです。

労働災害の事を真剣に考えていないような職場は、非常に危険です。怪我をしても労災すら認めてもらえない場合があるかもしれません。

コンプライアンスに疎いビル設備会社は意外に多いです。特に清掃から始めて設備に手を出した様な会社はその傾向が強いです。

また危険な違法作業がオーナーさんの意向である場合もあります。その場合でも毅然と反論出来るような会社ならいいのですが、大抵の場合言いなりです。

明らかに危険な作業が行われている会社があったとして、もし何かの間違いでそういう会社に入った、現場に配属された場合は早めに退職しましょう。

試用期間が終わるのを待つまでもありません。仕事も命あってのものです。ビルメンの仕事でも勿論同じです。健康を害してまでやるような仕事などこの世にありません。会社の人生でなく、あなたの人生です。

ネットが普及し会社は社名で検索すれば悪評が出てくるようになりました。

しかしビルメン会社は掲示板の曖昧な情報が出てくる程度で、なかなか悪評が出てくることはありません。

ブログに書いてくれるような人が増えてくれるとよいのですが、在職している会社の事は書けませんし離職した会社に興味がない人が多いのか、仕事の内容の情報は少ないです。

入社する際はどのような作業が行われているのかよく話を聞いてから労働契約書にサインしましょう。

働き口があっても健康を害するような職場では長く働けません。設備員は入社する際に会社から選考される側ではありますが、長く働けるような会社をこちらが選ぶようにして就業していきたいですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする