ビルメンになりたての頃に思ったのは
「なんじゃこのやる気のない、技術も身につかないような職場は…」
でした。
しかし当然これは間違いです。今考えると意識が高すぎです(笑)
楽を求めてビルメンになった筈なのに楽な職場に文句を言っています。当然、そんなに時間が掛からずに自分の心が分裂して辞めたくなってしまいます。
せっかく就職したのですからビルメンの楽を実感し、少しでも長く続けたいものです。
キャリアが役に立たない?だったら…
そうは言っても
「一生手取り18万か…。ボーナスも低いし昇給も殆どないな…。」
そうです。年収は300万を割っているような状態が生涯続くと思うと悲しくなってしまいます。例えそれが自分がやってきた事の結果だとしても人間は中々納得出来ないものです。
ビルメンをやっていく中で希望を持つとしたら「資格」しかありません。
いくらビルメンをやってもキャリアには繋がりません。
現場のマネジメントをやっているなどであれば話は変わってきますが現場の検針だけやるようなビルメンを長く続けていてもキャリアとして扱っては貰えません。
すなわち転職も難しいと言う事ですね。また、転職をしても待遇が変わらないと言う事でもあります。
ですから資格です。
それも最も必要とされるビル管と電験です。
この2つを取得して毎月の給与が2万円上がらなかったら辞めて次を探せばいいのではないでしょうか?
またこれらの資格を持っていた場合、キャリアは良い意味でリセットされます。転職回数が多すぎたりしなければ独立系などに自由に転職出来るでしょう。
文句は言わず、付加価値は自分で高めていくしかない
要は一生そのままで居て職場の文句を言い続けて低収入に甘んじるか、ある程度努力して希望を持てるような状態になるか、という事ですね。
オイシイ話というのはものすごいラッキーな現象を除けば、その人自身に価値が無いと寄ってきません。
付加価値は何でもいいのです。
顔が良い、喧嘩が強い、歌が上手い…何でもいいのです。
ビルメンの場合は付加価値は資格です。それだけと言ってもいいでしょう。
また、資格数で勝負するのではなく価値で勝負しましょう。
ある電験の予備校で取得者の体験談を聞きました。電験ひとつで今まで取ったどんな資格よりも評価されています、というお話でした。
強い資格一個だけでもいいのです。
付加価値を高めて希望を持てるような人生を自分の力で作っていきましょう。
コメント
ここの回は自分に負けたり、勉強が嫌になったら読んで励みにしてます。
ビルメン=電験。
ビルを管理するということは即ち電気を管理するから当然ですね。