ビルメン転職でありがちなこと

Twitter見ていますとビルメンに転職したい、面接を受けた、転職完了しました…

というのをよく見ます。

仕方ないかと思います…

それでだいたい、そのあとの流れも似た感じです。

「現場がやる気がない」「同僚が」「同じ現場の警備員が」「申し送りが」

3か月くらいで不平不満がよくツイートされるようになり

2年くらいで転職先を探して退職。

そしてまた新しい職場でも同じような感じになって…というのをたくさん見てきました。

ビルメンに入ってくる人は異業種からかなり年齢を重ねた状態で入ってくるわけで

そして給与も安いですし(これが一番不満のもとになっていると思われます)

キャリアも現場の設備員ではほぼ積むことができません。これは中途入社の宿命で仕方のないことです。

清掃中心のビルメンテナンス会社のほうがまだいいのかもしれません。

清掃中心だと設備員でちょっと鼻が利いているような人なら「アイツに何か新しい部署を任せてみるか…」というような事になる場合もあります。

実際私も消防設備点検の部署を新設した場合に任されそうになりました。

鼻が利くわけでもない私でもそのようなことがありますので、皆さんなら機会があるかと。

しかしながら、清掃課と設備課がキチンと分けられているような会社ですと機会はまず無いです。

したがって何か任せてみよう、やらせてみようというようなことはなくて

やる気のない年配の人に囲まれて一生を終えるのか…と暗澹たる気持ちになって

転職を繰り返さざるを得なくなるということになるのではないかと推測されます。

私も転職を繰り返した身として、じゅうぶん状況はわかります。

転職を繰り返してもあまり事態に変わりはありませんので、もしまだ年齢がいってない場合は

他の業界に行くことも考えられてください。

そうでない場合は…例えば独立系なら系列に行ってみる、その逆などを試してみるのはどうかなと思います。夜勤が辛い場合は日勤のみの現場を探してみるのもアリです。

現場の種類もホテル病院を避けるなどやりようはあります。

ビルメン業界は給与は安いですが長く働けるのが強みです。

職場見学などを重ねて後悔が少なくなるような選択をされてください。

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コメント

  1. より:

    私も転職を考えています。
    理由は給料が他の設備員と変わらないのに
    業務量を増やされた事と給料が下がった事です
    最近はストレスなのか頭痛と不公平感から来るイライラが酷く潮時なのかと感じております。
    今の現場は大型の施設になりますので、次はある程度ゆとりが持てる現場に行きたいです
    自分語り失礼しました。

    • biruman より:

      >狸さん
      コメントありがとうございます。

      基本的に設備の現場はやる気が無いので
      やる気があってちょっと出来そうな人に全て押し付けられたりします。

      ビルメンになるくらいだから自分もやる気が無い人のひとりのはずなのに
      あまりにもいい加減な仕事に我慢が出来なくてつい手を出し、口を出してしまい…よくある話です。
      ただこれは元々持っている資質なので同じような状況になったらまた同じことをしてしまうのでしょうね。
      私もそうでした。ある程度現場を変わっていくとちょうどいいところに行きつくこともありますので
      給与がある程度良ければそこにずっといるのが良いと思います。

  2. ハゲおっさん より:

    ビルメンは転勤があるのが何よりのリスクですねぇ。
    職場環境から働き方から人間関係から残業代まですべて変わってきますから。
    実質上、同業他社へ転職したような変化ですから。

    • biruman より:

      >ハゲおっさんさん
      とにかくやる気がないか、ものすごい働かなきゃいけない現場かの2択だったり
      極端なんですよね。
      すぐに人が入れ替わるので統一感もないですし…。

      だいたいみんな人生諦めてビルメンに就職してるのに
      いざ働き始めると不満ばかりになってすぐ辞めたくなる現象、名前が付きませんかね。
      もともと働くのが好きじゃないからだけかもしれませんが。

  3. 赤い左辺 より:

    一般の会社からビルメン業界に転職する理由としては、給料は二の次で精神的なゆとりが欲しいというのが多いと思います。次のステップ(?)のビルメン会社間転職の理由は、birumanさんが書かれているとおりですね。

    私もビルメン業界で長く働いてはいますが、所属会社をいくつも変わっています。

    どの会社でも同僚は殆ど転職組でした。転職してきた人がいた会社の待遇、あるいは転職していく人が行く会社の待遇と今居る会社の待遇を比べてみても大差はありません。どこも似たようなものでした。

    業界は意外と狭くて、ある会社と我が社は転職人事交流してるのか?という感じでした。

    私が今働いている会社で過去の点検表をチェックしていて驚いたのですが、私が昔いた会社の同僚が二人もいました(いずれも既に退職)

    これからビルメン業界に転職される方はbirumanさんの記事を参考にされると、これからが見通せると思います。 

    • biruman より:

      >左辺さん
      コメントありがとうございます(^▽^)

      私も転職多いですが出戻りをしたことはないです。
      以前の会社の上司に電話をする機会があったんですが
      私が居た時に結構威勢よく辞めた若手が出戻りして勤務したことがあったとか聞きました。
      一度辞めたのだからまたコイツ辞めるんじゃないかとか思われるのに求人に申し込むほうも
      応募してきた出戻りを雇用するほうもユルユルでご飯食べるくらいの働き方ならビルメンで十分だな、
      と思い直した次第です。

      私のブログは辞めてもあとはあるよ、というのを知って頂くのにはいいかもしれません。
      どこに行ってもビルメンの仕事内容と待遇は変わりませんから…。

  4. 三種マン より:

    ビル万様 お疲れ様です。
    管理技術者のお仕事はいかがでしょうか。
    早く自分もそっちに行きたいです。

    ビルメンになると同僚のことが気になる(あいつはどうだとか、俺のほうができるなど)のはお客さんや外には何も言えないから、内輪でDV男のようにマウントとっているんじゃないかなあと思ってます。

    客先常駐ですと、本当めちゃくちゃな仕事や奴隷扱いを受けますので人間としての自尊心を守りたい最後の叫びなのかもしれないですね。

    • biruman より:

      >三種マンさん
      管技は…もしかしたら経験が認めて貰えないかもしれません。
      ただ、その場合でも認めて貰えるような経験を積めるところに行きます。
      出来ればもうサラリーマンはやりたくないのですが…。

      ビルメンはやっぱり立場が弱いですよね…。
      「やってくれ」と言われるのはいいんですけど安全管理が全く考えられてなかったり
      怪我したらどうするんだろうというようなこともやらなくてはいけないことが多いです。
      そんな中で三種マンさんがおっしゃられるようにプライドを守ったり
      自分がどうしようもない人間であるということを認めたくないから同僚をやっつけるしかないのかもしれません。

      以前の職場で「俺は以前やっていた仕事で金を稼いで蓄えがあるから手取り13万でもいい」と言っている人が居ました。
      フフッとなりました。
      生きている限り強がりや虚勢は仕方ないですが…自分のことは分かり難いですね。
      自戒もこめまして。

  5. らみみ より:

    それ今の自分と同じだ…と思っています。
    違うのは、SNSには特に書いていないことと、次の所がビルメンそのものではなく設備に携わる仕事ではありますが、現場で作業を行う類いが主ではなくなる、ということです。

    やはり石の上にも3年ということで今からでも残る道を選んだほうがいいのかという気持ちになってきました。既に間に入ってくれたエージェント様には入社します、と言ってしまいましたが…。
    転職はすでに1回しているのでこれで2回目(3社目)です。失敗したらもう後がないので(ビルメンには戻れるが別業種・職種にはもういけないだろう)…。

    • biruman より:

      >らみみさん
      ビルメンに戻れるからいい、と開き直っていくしかないですね。
      世の中には電験持ってない設備の経験ない、そもそもビルメンの仕事の存在を知らない
      などでアラフォーアラフィフになって時給の派遣で働いてる人も多いです。

      都心ならボーナスがある会社も多いビルメン
      一度堕ちてしまうとその楽さのため他の仕事に行けなくなりますが
      他の仕事に比べたらかなりマシな部類ですので失敗しても戻れるというのは大きいと思います。

      • らみみ より:

        >birumanさん
        早速の返信ありがとうございます。
        幸い(?)なことに、仕事が楽という感覚は全くなく、寧ろたまにある日勤の後のアフター6の時間の価値を再認識した次第です。
        一応今いる▲◯□(前の返信参照)でも茄子が1ヶ月分ほど支給されてはいます。

        そもそもが楽をしたいという意識は全くなく、自分が前職でとった電験があること、他の業種職種全落ちしたこと、前職を半ばクビにされた挙げ句無職期間が1年に迫ろうとしていたことから▲◯□の門を叩いたというのが正直なところです。

        ですので、どちらかといえば、迷いこんでしまった側の人間なのかもしれないと考えるようになりました。それを戻せるなどという淡い期待のもと勢いでOKしてしまったのが正直なところです。法律上はまだ反故にできる以上、事と次第によっては冷酷な道も捨てきれていません。

        以下は駄文です。
        参考として前のところで話した内容をもう少し付け加えると、携帯端末代理店の小型の店舗複数店のファシリティ管理というポジションで、みなし残業については(自分のポジションの)実際の残業は基本月10H↓だが店舗スタッフや営業含め全社員に30Hがついているという話で、後述する口コミとも食い違っていません。口コミも店舗スタッフや(端末の)ルート営業のはよくでてくるのですが、本部のことに関してはかなり情報が少なく、面接の雰囲気から致命的なものがなかったこと以外判然としないのが現状ではあります。

        前職をクビになった原因としては、完全に自分の不徳の致すところですが、簡単にいうと年下の先輩と大喧嘩をしてしまい、社内の関係がこじれてしまったことです。関係修復を頑張りましたが、コ□ナ等もあり力及ばずでした。

        また、私は恋愛経験が皆無であるため、結婚はビルメンであるかに関わらず無理でしょう。
        以上、らみみの拙い駄文でした。