過去から来た会社
皆さんも当然転職でビルメン会社に入るわけですからそんなに会社は選べないと思います。
地方だと尚更選べませんね。
ただ、社員数が100人行かないような小さな会社。
でもずっと続いてる会社。
そういうところは避けたほうがいいです。
何故なら昭和から進化も進歩もしていない、変化のない会社である可能性が高いからです。
会社も上司も同僚も
掃除がメインの業務の小さなビルメン会社で設備の現場を持っているようなところは危険度が増します。
まずは、ノウハウが無い。
公共施設を数十年請け負っている会社ですと年配の人が過半以上を占めています。
当然働き方は昭和のものです。
それでも単純な作業というか月次点検や管球交換などのルーティンワークですとそんなに困ることはありません。
危険を伴う突発的な作業が出た時に分かることになります。
大企業の子会社孫会社だと当然に教え込まれるのですが今現在最も現場で大事にされているのは「安全」です。
それが、小さな会社ですと昭和50年代くらいのレベルで止まっています。
例えば脚立の持ち方ひとつ取っても分かるものです。
脚立を真横に持ったり…脚立は体側にピタッと着けて縦に持ち、万が一にもお客さんにぶつからないように声を出しながら歩くのが当たり前です。
それから電気の考え方。
感電して一人前とかいう…本当に地球か?というような原始の現場の考え方を言ってくる年寄り(もう年配とか丁寧には言いません)が居ます。
「絶縁抵抗計の200Vなんて感電してみればいいよ」
いや、事故ですからね?
最初に入った会社でそういう現場に当たってしまうと不幸でしか無いです。
それが常識になってしまうからです。
これが社員数が500人以上などになると、中小と言えど流石に対面というか現場も数十件抱えていますしある程度は最近の安全管理も取り入れています。
自分を守り、お客さんにも迷惑を掛けず働く。
この当然がないがしろにされているような現場は小さな会社に多いと思います。
避ける方法としては
これはもう現場を見学して顔ぶれを見て普段どのような感じに仕事を進めているのか見たほうがいいです。
シフト勤務表も見て、月次点検もどの様な感じで進めているのかも聞きます。
仕事を探しているのですから焦るのはわかります。
しかし焦って前記のような古い考え方の会社に入ってしまうと数年間不作になってしまいます。
そんな会社に入るくらいなら別業種の派遣で繋いでもいいくらいです。
焦らず、安全管理くらいはしっかりした会社を選びたいものですね。
給与はどこにいってもそんなに変わりませんから…。
コメント
私は実際に小さいビルメン会社にいたので、birumanさんの記事に納得です。
5年前にいた社員30人のビルメン会社は、まさに昭和50年代のままでした。
以前も書いたのですが、給料明細の給料額が毎月6万円もごまかして書いてあって、所得税だけはしっかり引かれていました。
各現場の労働者は単なる人数合わせで派遣してました。つまり人夫出しです。認知症気味の高齢者や変人も少なくなく、客先のクレームが絶えませんでした。会社はbirumanさんが書かれている通り、安全衛生管理など余計な事と考えてました。
私が最後に辞めたときは、ほかに退職者が6人もいたのはビックリでした。
>左辺さん
給与誤魔化しは流石に遭遇したことはありませんが凄まじいお話ですね…。
詐欺や窃盗と変わらない気がしますが管轄が警察なのか労働監督署なのか…
いずれにしても証拠をあげるのが面倒でかつ難しいから成り立っている鬼畜所業かと。
設備員は頻繁に辞めても現場責任者だけはずっと変わっていないこともポイントだったりしますね。
20年から30年前の常識のまま仕事を進めるので安全などどうでもいいからとにかくやれというスタイルが抜けていない…
お山の大将だから誰も指摘できない、そしてずっとそのままになっているという感じでしょうか。
そんな現場はおそらくたくさんあるとは思いますがもうすぐその責任者自身も70代以上になって自然消滅していきます。
新しく入札に来た会社が必ずしも良い会社とは限りませんが老害が居なくなっていくことは喜ばしいと思います。