【電験】まずは問題をよく読むところからやり直しです…

皆さんは勉強のテーマを決めて取り掛かっていますでしょうか?

私は電験3種の勉強はただひたすらに過去問を潰して回して電気書院の15年分のやつを50回くらいやったと思います。

今考えるとすごく荒い勉強法でした。

しかし「資格を取ること」をとにかく急がないといけない状況でしたので必死でやりました。

続けることによって答えを暗記してしまうくらいのことは当たり前で、問題文をよく読むこともなかったです。

つまりは…全く応用が効かない状態です。

これは最近の試験の傾向から言うと悪手です。電気のことを本当に知っているか、公式の本質を理解しているかが良く問われるようになってきているからです。

受かったのは本当にラッキーというかマークシートの気まぐれのような…そんな感じですね。

ですので3種の実力があるかというと何度も言いますが私にそんな力はありません。

そんな中で久しぶりに復活した電験勉強で、しかも2種をやっていく…もちろんやり方を変えていくつもりです。

最近は勉強するだけでなく勉強する前に立てたテーマの達成がその日に出来たかどうかということも考えてやることにしています。

勉強のテーマとは

ホントに今更なんですが「文章をしっかり読む」ことをテーマにしています。

問題を解くだとかそんなことよりずっと手前の、文章を読むこと。

習うより慣れろなどという言葉がありますが、慣れすぎるというか問題に馴れ合わないようにする。

2種の問題なんか記号ばかりなんですが記号も数字も係数も意識して扱う…。

「いやアンタ何言ってるんだよ。何年も勉強してきたんじゃないのか。」

という声が聞こえるようです。そのとおりです。

当たり前のことが出来ていなかったのですね。笑い事じゃなく。

おそらくですが出来る人は当然テーマを決めて(私がやっているような小学生レベルのことでなく)日々の勉強に当たっているはずです。

今の状態はそんな感じです。

でも、今が一番最低なレベルであるという自覚があるなら昇っていくだけですから気持ちは楽です。

それと、問題が解けなくてもいいのです。これも気が楽ですね。

何故なら当面の勉強のテーマが「文章を読むこと」だから。

解けなくてもオッケー。数字を、文字を意識してきちんと読めれば合格。

当然合格なんて意識する遥か前の段階です。

思えば3種もそんな状態から始めたものです。試験に受かることだけ考えるうちに過去問を解くマシーンになっていました。

マークシートである3種なら通用していた方法も2種では通用しません。

何故なら2次が筆記ですから。ゴマカシは通用しません。

それでも合格した方たちは「過去問ゴリ勉でイケる」とおっしゃいますが…(笑)

おそらくいくつかの関門を乗り越えての言葉であると推測します。

まずは人が当然出来る、出来ていることをやっていく。

注意欠陥障害がある私にとって遠い場所にある合格フラッグを取っていく最良の方法であると信じています。

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コメント

  1. 赤い左辺 より:

    私も2種受験者としてbirumanさんと同じようなことを感じてきました。

    「どこからどう手を付けるか?」

    ということが明確にならないと、ものすごく時間を無駄にするというのが私の実感です。私も勉強法を探したのですが、先人の方々が言われる「過去問ゴリ勉でイケる」しかわかりませんでした。私は仕方なく過去問を解きながら3種の参考書にバックしたりして、やっと2次試験の問題が半分解けるところまできました。

    しかし半分では合格できませんし、しかも計算問題以外解けません。5年間でこれは絶対やり方がマズイと思います。途中3年間もレベルが上がらず1次と2次を行ったり来たりでした。

    私もbirumanさんが考えるように先人の方々は話してない何らかの関門を乗り越えていると感じます。

    • biruman より:

      >左辺さん
      ものすごい勉強量の試験ですし、かといってメクラメッポウでやりきれる難しさではないのは少しやっただけでも分かります。
      左辺さんは計算問題が解けるということですがかなりすごいことだと思います。

      電験は3種でもハマれば7年、8年くらい掛かる試験ですから2種ともなればもっと長いスパンで行ったほうがいいなと考えまして
      「問題文をよく読む」ということくらいから入ることにしました。
      本当は私のレベルから考えて2種は無謀です。

      しかしながら他にやることもありませんし、図々しい話ですが「もしかしたら」というイヤラシイ気持ちもありまして
      今回勉強を復活しました(笑)
      まずは量をこなして行きたいです。

  2. ヒポ より:

    今年も2種が終わりましたね。
    知人にこの資格一本で生きているような人がいるので
    私も挑戦し続けてますが、特に2次試験は卒倒します…
    試験で目指すこと自体が間違っているように感じてしまいます。

    • biruman より:

      >ヒポさん
      コメントありがとうございます。

      2次試験に進むこと自体がかなりの難度ですし
      進んだ先での壁の厚さに圧倒される方が多いですね。

      電気の現象は数学で構成されているので数学力が非常に高い・・・
      高校の数学を鼻歌を歌いながらくらいでサクサク解けるような人であれば
      それほど苦にならず進めていけて、2,3年で取得出来るのではないでしょうか。

      逆に言うと数学に自信の無い方であれば電験3種より遥かに深い沼になると思います。
      私も数学に跳ね返されてまた電工の範囲からやり直していますが、
      ヒポさんのお気持ちよく分かります。
      勉強は続けていきたいですが合格に到達することは難しそうです。