「訓練校で習った事と違う…」 でも…

ん?

ある職場でボイラーの運転の時期になった時の事です。

それでボイラーの機構の話になったんですね。

その職場の古株さんが

「ボイラーはなあ…。」

と話し始めました。

その中でちょっとおかしい事があったので

「それは✕✕じゃないですか?」

と言ってしまいました。

わたしはその職場に来る前に他の会社でボイラーを運転していた時期があるので僅かながらですが知っている事があります。自分の知識と比較して変だなと思いまして…。

もちろん真剣に指摘するつもりは無かったのです。やり込めるとかそういうのではなく、純粋に変だなと思わず口に出したのでした。

その話の後、職場のネットで調べるとわたしの言うことが正しかった事が分かりました。

これが古株さんのプライドをいたく傷つけたようです。

粘着される

その場はそれ以上の事にはなりませんでした。

ですが古株さんが事あるごとに突っかかってくるようになってしまい、大変でした。

わたしが失敗するたびに

「そんな事も出来ねーのか」

と言うようになりました。

うーん、粘着質…(^_^;)

これで学んだことは、

「自分の経験より、習ったことより職場の先輩の言うことを聞いた方がいい時もある。」

「というか間違った事言ってても基本黙ってた方がいい。」

でした。

死ぬような作業なら

このブログをご覧になっている方の中にはわたしより社会人経験が長い方もいらっしゃると思います。

で、以前勤められていた会社の中で上司や先輩が意味不明な事を言っていてもニコニコ聞き流していたのではないでしょうか?

それをビルメンになっても続けられて下さい。わたしはうっかり余計な事を言ったばっかりにちょっとした嫌がらせにあいました。

その職場にあったボイラーは半自動でしたから少しくらい知識が間違っていても運転操作は別に困りません。それに故障した場合はすぐに業者を呼んでいました。

つまりわざわざ指摘する意味は無かったのです。

思わず口に出したわたしは以前もっと大きなボイラーを手動運転していたという慢心があったんだと思います。

ただ、ビルメンの仕事は現場仕事です。中には人が死んだりするような作業もあります。

その中でもし「これは流石にほっとくとマズい。」と思われる事があるなら遠慮なく指摘しましょう。

それで先輩なり上司なりが聞かなかったらその人の責任ですから仕方ないです。

普段の発言は笑って聞き流して、人死にが出そうな時だけ進言するようにしましょう。

安全に関係ない正確な知識より職場の人間関係を大事にしたいですからね。。。

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