ビルメン会社は上場していても給料が安い

ビルメンが給料が安いのは色んな理由がありますね。

いつも書いていますが特に何も生み出さないセクションなので「これでもか」ってくらいお金を削られます。

それにお客さんから「これだけの金でやれ」と言われて逆らえるほどのブランドを持っている会社もありません。

基本的に誰にでも出来ることをやっているからです。

余談ですが、清掃ありますよね?たとえば床清掃だとバブルの頃と比べると平米あたりの単価は3分の1になっています。

昔のオーム社の『新電気』や電気書院の『電気計算』なんかの学習アシスト誌のうしろのほうを見ると求人広告が沢山あります。給与もいいです。

国会図書館などで読めると思いますのでお近くの方は確認されてみてください。驚きますよ。

改めて不景気を実感する話になってしまいました。

平均年収ワースト?

でいつものやつです。

平均年収「全国ワースト500社」ランキング

これ。1位から50位くらいまでに既にビルメン会社が数社ランクインしてます。

6位の日本ハウズイング。正確に言うとビルメン会社ではなくてマンション管理会社なのですが(よってビルメンランキングにも入っていません)300万を切っています。

求人を見ると分かるんですけどもマンション管理の仕事というのは薄給ですね。主にパートさんを雇用しているので仕方ない面もあります。

平均年齢も高いので定年後のかたも居ると思います。もし現役で勤められているなら…東京で300万円を切る生活は大変だと思います。

28位は我らが日本管財。

数年前には東証一部で一番給与が安いというデータもありました。

こちらも平均年齢は高めの52歳です。しかし日本ハウズイングさんと違ってこちらは完全にビルメン会社でよく募集もしています。

ダンピングの煽りをまともに喰らっているはずで従業員の方はお疲れさまとしか言いようがありません。

その他ビルメンランキングでも名前のある会社が100位以内にもボツボツ入っています。

ビルメン会社の仕事は付加価値が付きづらい

清掃や設備の仕事は誰でも出来ますし、設備のほうは各種免状免許が要ると言っても最後は外注になってしまうのでやっぱりどこに頼んでも同じです。

会社が仕事で利益をあげるのに必要な「付加価値」がつきづらいのです。誰にでも出来るのですから当然です。

オーナーさんたちが仕事を頼む時、ビルメン会社を選ぶのに「ここは上場しているから」などという選び方をすることはありません。安ければそちらを選びます。

なのでどんどんダンピングされて今の状況になっているのです。これはもう決して挽回出来ないようになっていますので独立系ビルメン会社の暗黒時代はこれからもずっと続きます。

ではどうすればいいのかというと、勿論系列系のビルメン会社でもいいのですが、一番良いのは直接雇用を狙うのです。

大学や銀行や変わったところでは神社など、その他資格要件がありますが公務員なども欠員次第で設備管理の仕事があります。

一般のコネもツテもないひとが上手く立ち回るためには、最初は薄給独立系に入社したとしても資格を取り続けて爪や牙を研いでおくことです。

「ああ、この資格があれば応募できるのに」

という時がありますが本当に悔しい思いをします。

ですから楽で、高給な職場など夢だと思われるかもしれませんが努力を続けてみましょう。

意外な時に意外な場面でそういう機会が訪れることがありますので…。

人が見たらツマラナイと思われてしまうようなことをやり続けること。

それが一番大事です。

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コメント

  1. NNN より:

    こんばんは〜

    ビル万さんが書いたのとは逆の記事を上げてみました
    http://blog.livedoor.jp/nnn1229/

    ビルメン(ビル管理)ブログとしては 太陽と月 のような関係で切磋琢磨していけたらいいなと思っています
    (もちろんビル万さんが太陽ですね!)

    • biruman より:

      >NNNさん
      コメントありがとうございます。

      そんな大したことは書いてないんですが…。
      最近はコメント頂く事も多くてありがたい限りです。

      まだ記事は未読ですが良い会社には入る前提として
      東京に居住することが必要な気もします。
      地方はやはり駄目ですね。

  2. 名無しさん より:

    ビル管の給料は日本国で最低です。一部上場の某管財の給料をネットでしらべてください。52歳の管財社員の給料は380万円ぐらいです。50歳代といえば、普通の会社では役職もあり、家族では子どもさんは大学や高校です。それなりの教育費が必要です。ローンもありましょうか。人生で一番大切な時期に、年収380万円では生活が成立いたしません。
    このブログでも、ビル管に勤めたいと言っている方がおられますが、社会情勢の現実を余りにも知らなさ過ぎるのではないだろうか。わたしは、ビル管業界はマネタリーハラスメント業界だと信じてやみません。

  3. biruman より:

    >名無しさん
    コメントありがとうございます。

    N管財の給与は上場企業なので四季報にも載ってますし誰でも参照できますがとりあえず低いの一言ですよね。

    確かに380万は低いですがビルメンは結婚してない人も多いので耐えられそうではあります。
    そもそも一家の長としての自覚があればビルメンにはなかなかならないですよね。
    他の営業系ブラック企業のほうが稼げますから。
    安いけど楽だからいいや、という割り切りがあってこそのビルメン業界就職であって覚悟がない人が来るようなとこではないですねー。

    とはいえ電験やビル管取ればそれなりの扱いを受けたりするので面白いところではあります。
    資格こそパワー!みたいな。
    いつまでも4点セットでは給与は低いままですね。

  4. ピスタチオ より:

    管理人様、初めまして。
    近頃ビルメンの道を考えている訳あり27歳の者です。(正社員歴無し)

    調べていたら、こんなブログを発見致しました。
    http://www.khars3.com/entry/2017/07/07/190326
    ビルメン歴10数年後に30代で自社ビル所属の設備員に転職し、年収600万~だそうです。
    新卒からキャリアを積むと、レアケースながらこんな例もあるんでしょうかね?
    少し気になりましたので…。

    • 横から失礼します。

      自社ビルをもってる会社が直々にビルメンを雇うケースは減ってきましたが
      まだあることはあります。
      そういう会社の待遇としては十分あり得ると思います。

      おそらく引退する人がいるから求人出して、若くてそれなりの資格と経験ある人来たから採用、て感じじゃないでしょうか。
      電験持ちが足りない場合は、資格を条件に人を取りますが、そうでない場合は年齢重視ではないかと思います。この人の場合は、キャリアが光ったというより、タイミングと年齢と面接をうまくこなしたことがポイントだったのではないでしょうか、と勝手に推測してます。

    • biruman より:

      >ビスタチオさん
      都会の直雇用ならまあまあありますね。
      都心のビルを持っている資産家がビル管を募集して年収は500なども見たこともあります。
      したがってやはりタイミングですね。
      好景気であればビルメンはより良い環境が出てきますので辞めやすくなりしたがって入る余地も出てくるわけです。
      椅子取りゲームはタイミング次第ですのでとりあえず転職サイトをしげしげと眺めて棚ボタを待つと良いかと思います。

      • ピスタチオ より:

        >お二方
        的確な返信ありがとうございます。
        それなりの企業に転職したと仮定したらままある待遇なんでしょうね。
        何分私はノースキルの上に人生のレールを踏み外しており、世間一般の金銭感覚からずれているのを感じざるを得ません。
        こうして他人を羨ましがってる暇があったら資格の一つでも勉強するべきですね…。

        ちなみに今は中堅規模の警備会社で働いており、そこでは労働基準法に則った週40時間超過の残業手当や夜勤割増賃金はほぼ発生しません。
        フルタイムのアルバイトに社会保険を全員加入させたら会社が潰れるなどと内勤者が言っていましたし、きっと相応に単価も低いのでしょう。
        実質は派遣会社の様な物ですね。派遣会社の方が法律に準拠している分だけマシですがw