第5回です
やたら数が多いので疲れ果てます。サクサク5回目スタートです。
画像は旧ランキングです。
偏差値64の会社
鹿島建物総合管理:売上高510億、純益20億。毎年順調に売上高を伸ばしているゼネコン鹿島の子会社。ランキングが出来た当初はこの位置が妥当だったのかもしれないが新ランキングでは70超えが相応しい会社。
ハローワークにもよく求人が出ており、ボーナスが約4ヶ月分だったり一般ビルメンの中ではかなり厚待遇。入社は電験があれば多分35くらいまでは大丈夫。
菱栄ビルマネジメント(現三菱地所プロパティマネジメント):2006年に三菱地所プロパティマネジメントに社名を変更し、その後2014年に三菱地所ビルマネジメントと合併。したがってこの会社はもう無い。新ランキングでは削除。
星光ビル管理:売上高400億、純益17億。大星ビル管理と並んで日本生命関連の建物を管理する設備管理会社。大星が東日本側、星光が西日本側を担当している。
たまに求人を見かけるが待遇あまり良くない。会社は大きいが設備員の待遇が悪い事で以前から有名だった。ほぼ嘱託のような待遇での採用になる。
お客さんの評判は知らないが設備員から見ると良い会社ではないようだ。
偏差値62の会社
大成サービス(現大成有楽不動産):2012年に大成サービスと有楽土地が合併して大成有楽不動産に。売上高970億、純益54億。
ここもハローワーク等でよく求人を見る。契約社員からのスタートではあるがビルメンとしての待遇は普通。総合職でなく一般ビルメンで入社すると転勤等は望まない限りない。
大成サービスの頃はともかく、今の売上高、純益から言って新ランキングで偏差値70超えは間違いない。社格の割には入りやすい会社でもある。
東急ファシリティサービス:売上高200億、純益10億。東急電鉄子会社。販売先に日本放送協会があるのでNHKの建物管理なども受注しているのかもしれない。
数年前まではハロワなどでよく求人があったが今ではあまり見かけない。入社すると待遇は普通だとの事。
東急コミュニティー:こちらは東急不動産の子会社。売上高1250億、純益86億。この位置が不思議なくらいの大きな会社。たぶん東急グループとして括られて並べられたのだろう。
今でもよく募集をしているが最初は契約社員スタート。正社員になると待遇は良いと思われる。マンション管理組合との管理契約も多いようなので管理業務主任者を取得して入社すれば設備管理の一般ビルメンでなく、総合職になれる可能性もある…かも。
偏差値61の会社
京王設備サービス:売上高220億、純益9億。京王電鉄の完全子会社。毎年数十人の中途採用を設備管理員枠で行っており、首都圏のハローワークで検索すると結構な厚待遇で出てくる。
ボーナスも4ヶ月かそれ以上の場合の実績がある年もあり、一般ビルメンに優しい会社。親会社が首都圏電鉄と言うことでまず潰れる心配もなく定年まで安心して勤められるだろう。
求人は最初から正社員待遇。一般ビルメンからの視点からで言うともっと順位が上でもおかしくない。
KDDI総合サービス(現KDDIエンジニアリング):旧社名があったのは2001年から2004年までの短い間。また2005年にKDDIエボルバはビル管理事業をKDDIテクニカルエンジニアリングサービスに業務移管している。
そして更に言うとKDDIテクニカルエンジニアリングサービスは2012年にKDDIエンジニアリングと社名が変わっている。
その後ビル管理事業がどうなったかは分からないがHP上では採用をしている、していたというような記載はなく、保守管理でいうと携帯電話の基地局などの保守をやっているとのことだ。
以上の内容から新ランキングでは削除が妥当だと考える。
偏差値64から61 まとめ
この辺の会社はたまたまだろうと思いますが中途採用が多い会社が多いです。沢山募集をしている会社も多く入りやすい印象です。
親会社が大きいからと言って必ずしも子会社が良い待遇である訳ではないのですが(例えば京王設備サービスは中途でも月給17万程度からスタート)安定しているのは間違いないでしょう。
以上5回目の新ランキング検討記事でした。
コメント
はじめまして。
ネット上に出回っている初代ビルメンランキングは、
某匿名掲示板の議論(というかケンカ?・笑)しながらようやく生み出したものです。
そのとき私も見ていました。
いまは社名が変わっているのもありますが、
あれは、体験者による働きやすさ、待遇、社風等をメインに、UPしたりDOWNしたりして作り出した結晶?みたいなものかもしれません。
なお、ランキングは売り上げはほとんど関係ありません。
売り上げが大きくても、事業内容が「ビル設備」とは関係ないような事業収入が占めている場合も多く、
設備員の働きやすさとの関係はほとんどないと言っても過言ではないのがこの業界ですので(というか業績が好調なほど現場は忙しいという意見も多い)、売り上げによるランキングはほとんど意味がない業界なのです。
コメントありがとうございます。
某掲示板ならわたしも変なおっさんのAAが貼られていたときから見ていました(笑)
あの頃はまだビルメンでは無かったので「プーン」という擬音とともに貼られるおっさんAAから受ける印象は強烈でした。
>売り上げが大きくても、事業内容が「ビル設備」とは関係ないような事業収入が占めている場合も多く、
それも考えてマンション管理の割合が多い会社は新ランキングから外しました。
一般ビルメン、設備員が働ける会社じゃないなというような会社は入ってないと思います。
大手で名前が通ってるところは賑やかしのために入れていますが。
会社の大きさと働きやすさが関係無いのは同意です。
売上高2位のイオンディライトが働きやすいかと言ったら否ですね。
そうでなくてはあれだけいつも募集している意味が分かりませんから。
ランキングに関わらず一番良いのはマネージャーになることですね。
少なくとも汚い事はしなくて良いですし。
ただマネージャー職まで考えるとこのブログの意味が…w
それに管理人がマネージャー職の経験がないので
楽そうだなと言うことしか分かりませんし(´・ω・`)
不思議と中小ビルメンの方が(コンプラとかそういうのはともかく)
やる気のないおっさんには働きやすかったりするので
そういうのは全く反映出来てないですね。
新ランキングはただ会社の大きさが分かるだけです。
以前の記事でも触れていますが
不動産系は設備員にただ厳しいだけ、
鉄道系は逆に優しい、独立系でも良い所はあるよ、
というのをこれからの記事でも少しずつ書いて行きたいです。
京王設備サービスについて。
現在は契約社員のみの募集で正社員採用は半分以下です。
最初の給料はまずまずですが
中途の場合昇格が主任クラスより上がらないため昇給もかなり抑えられます。
10年ほど前までは評価通りの会社でしたが
今は…..
>退職者さん
そういう口コミが欲しいと思っていました。
現在進行形で働いているかたも知っていますが設備管理の世界ではかなりマシな部類の会社だと思います。
中途はどこでも厳しく、給与も上がりづらいですが鉄道系は福利厚生が良いのが救いではないでしょうか。
ただ、系列のホテルなどに放り込まれるとそれどころでは無いですが…。
大成サービス(現大成有楽不動産)ですが、去年(2016年)から本社の人事方針がガラリと変わりました
正社員登用人数が従来の2割以下に減り
(今年の募集人数は、マンション管理、不動産管理、総合職、事務職、一般技術職=ビルメン、警備職を【合わせて】25名です)ました
また、登用の応募条件が非常に難化してます
去年までは「勤続年数1年以上、設備資格4以上」と3~4年も真面目に働けば正社員になれるレベルでしたが
「勤続年数3年以上、電験orビル管いずれか必須」となっております
どうも合併によって既存の正社員が余っているのが原因のようです
「新規に採用する正社員は、責任者を任せられる人間に限定しよう
一般技術員は、契約社員と協力会社で数を揃えよう」という方針になっている様です
>転職者Aさん
何故かこのコメントがスパムに分類されていました。
承認遅れましてすいません。
TU不動産は数年前受けましてその時は上位資格持って無くてもいいよ、という感じでしたが今は変わってしまったんですね。
こちらの求人を見ると電験よりビル管持ちを探しているようで…。
ビル管はひとつの建物に1人で物件持ってさえいれば電験より貴重と考えたら合点がいきます。
ビルメンランキングは売上高のみで分類していますので会社の良し悪しは他の口コミでやってもらうしかなく在職者、元在職者のかたの貴重なご意見はありがたいです。
イオンディライトなんて話を聞いたら絶対に上位にしたくないですからね。
その辺もそのうち記事にしたいと考えています。
一ビルメンとして細く長く生きるのであれば、むしろ、不動産やゼネコンなどの大手系列は避けた方が良いのでは?と思います
資本主義競争に晒されている親会社だと非正規社員や外注に任せられる部分は任せちゃう方向にいってるんで
(私の元現場みたいに、自社契約社員のOJTを協力会社の社員に任せるとこまでいくと、やり過ぎな気がしますが)
外注に任せられない人材(所長とか責任者クラス)に絞って正社員に抜擢するのがトレンドなのではないでしょうか?
「将来はマネジメントバリバリやるぞ!営業もやるぞ!技能資格に加えてビル管、簿記、宅建、管業とか取って紙働きのスキルも上げるぞ!目指せ管理職!」
こういう野心的な人なら話は別です、系列行きましょう、MSFとかこういう若い人大好きです
でも、そんな野心があるなら不動産営業or不動産事務行った方が良いんじゃないかな?
個人的には、資本主義競争から比較的隔離されている鉄道系がお勧めですね
無理して案件を取る必要が無いのでディスカウント現場が基本無いし、そもそも入る金も出てく金も増減しない業界なので、比較的のんびりしてる会社が多い印象です
鹿島は出勤がスーツ着用で、今は電験やビル管を持っていても半年間は契約社員扱いですね。
なお正社員になるにはビル管か電験が必要です。
関西は年齢層が高くて、会社は若い世代に来てほしいそうですが、なかなか難しいようです。
>根なし草さん
コメントありがとうございます。
ゼネコン系や親がREITを扱ってるような会社はスーツ出勤が多いですね。
会社の格を感じたい人が多いのかもしれません。
若くてビルメンになる人は…なりたがる人は少し居るようですが
やはり少ないと思います。少しでも志があれば他の現場系に行くでしょうし…。
本来は年金貰いながら細々やる仕事ですから。
若い人に来て欲しければ給与を上げるしかないですね。