資格を取って逆転・・・
いざ何か資格を取ろうと、一念発起することが誰にでもあると思います。
現状を打破するには日本では資格が一番手っ取り早いです。
日本には経験や学歴が関係ないうえに取得すれば待遇に直結するような資格がたくさんあります。
それは、日本が許認可大国で行政が許可をしてくれないと箸の上げ下ろしもできないようなガチガチの規制国家だからその恩恵?みたいなものだと思います。
確かに法令やそれに関する資格がないと儲けるために無茶苦茶してくる人たちがいるので必要ではあると思います。
たとえば、宅建の勉強をしていると分かるのですが「宅建業法」というもので合否が決まるくらい出題数が多いです。
宅建業法は、不動産業界を縛るためにあるような法律です。
あれをしたら顧客に不利になるから駄目、これは誤魔化しになるから駄目、そういう詰め合わせのようになっています。
これは、法律が存在しない時代に不動産業者が無茶苦茶をやってお客さんを酷い目に合わせたために出来たそうです。
電気工事などもそうで、数々の「こうしなければならない」という決まりは怪我人や死者がある程度出て収まりがつかなくなったので規制しようとしたのが始まりです。
話が逸れましたが、そういうわけで国が認めるような難しい資格を取りさえすれば在籍する会社も良い顔が出来るし何なら入札に必要だったりするので資格を持っている個人の年収にも関係してきます。
仕事が楽だと思って
そんなわけで資格を取得しようとビル管理会社に入り、運良く楽な当たり現場に配属されたとします。
本来なら勉強するぞという気持ちになって毎日思いっきり勉強する予定だったはずです。
ところが、家に帰るとダレてしまってご飯を食べれば眠くなりちょっと横になるつもりが翌日の朝まで寝てしまって・・・数年経ったりします。
何故そうなるかというと、単純に体力が無くなっているからです。
そして知力も当然衰えています。
身も蓋もないですが、原因は老化です。
40歳を超えてから新しいことにチャレンジするのはかなりのエネルギーを使います。
楽だし残業もないし当たり現場に入ったのだから奮起するのは一ヶ月くらい。
実は結構仕事は体力と気を使っています。
プライベートでも疲れるのが老化です。
それが他者がひしめく仕事の場所で、楽とはいえ拘束されて9時間過ごすわけです。
老化した体と脳には結構キツイです。
疲れたまま、新しいことを覚えたりチャレンジしたりするような余裕なく気がついたら初老を超えて老年になってきます。
なので、得意ではない範疇のことをやるのであれば30歳前半くらいから始めるのが良いでしょう。
40歳を過ぎているのであれば相当な気力体力が必要で、先送りしないようにスケジュールをしっかり管理する必要もあります。
そして試験は合否がありますのでプレッシャーに打ち勝つような、いわゆる根性のようなものも必要です。
なので、難度の高い資格取得は出来るだけ早めにやっておきましょう。
コメント
biruman 様
お疲れ様です。
ビル常駐管理のお仕事で電験3種必須の募集が時々あります。
選任されるとお給料や仕事の待遇面が変わってくるものでしょうか?
ビル管理業界で働かれているbirumanさんに是非お聞きしたいです。
また、電気設備の年次点検も自分たちで行うところもあ流のでしょうか?
ご存知の範囲内で結構ですので教えていただけないでしょうか?
よろしくお願い致します。
>臆病人さん
コメントありがとうございます。
電験3種必須で募集してある場合は採用されてすぐか数年後には選任されるのは間違いありません。
他の設備員より資格手当などで3万か4万くらい上の場合が多いです。
ただ、全く未経験で選任されるというのはかなり恐ろしいです。
今の高圧電気設備は殆ど不具合等ありませんが突発的な事は起こります。
まだ保安法人で下働きをしたほうがいいと思います。
保安法人なら働き始めてすぐ全面責任を負えということはないでしょうから。
年次点検を自分たちでやっているところは割とポピュラーです。
それこそ保安法人あがりの人が選任されている現場などですと会社から試験器を買ってもらってやっているところもあります。
そういう現場に入ったら色々分かっていいかもしれないですね。
biruman様
ご回答ありがとうございました。
年次点検を自分たちで行える現場なら経験値も上がりそうで良いかと思いましたが、
おっしゃる通り未経験(いわゆるペーパー)の場合は危険ですね。
保安法人などの経験者向け求人かもしれませんね。
ビルメンは日本がガチガチの規制国家なおかげで、資格が活かせる仕事ですね。birumanさんが書かれてるように、資格は経験や学歴が関係ない場合がほとんどでビルメンという仕事では年齢もあまり関係が無いのがイイですね。
でも歳がいって新たに資格を取っても、その時点では資格分野の経験0年です。
難度が高い資格だと、仕事をマスターしきれないうちに現役終了しかねません。
定年までに資格が活かせるようになるか考えると、やはり若いうちに取って長く経験するほうが良いでしょうね。
>左辺さん
コメントありがとうございます(^o^)
若いうちに、というのはおっしゃられるように経験が積みづらいのがありますね。
40,50になって電気の現場に行っても20代の人たちと一緒に下働きが出来るのかというと人を選ぶと思います。
その辺は長く生きたとかいうプライドが捨てられる人なら1年くらい働いていれば居場所が出来て一緒に働けると思いますが
数ヶ月で潰れてしまう人が過半ではないでしょうか。
「自分はしょうもないからスタートが遅れたけど、若い人たちと頑張るか」
・・・とかいう事すら考えることなくアヘアヘアヘと間寛平のように溶け込める人だけが生き残れるのではと思います。
とはいえそういう人はなんの仕事をしてもどこに行っても上手くやれそうではありますが。
トピとは少し違いますが50過ぎの新入モンスター予備を見ていると情けなくなるくらいどうしようもない奴だなと怒りを通り越し哀れに感じてきました。
電験の勉強を始めて2か月は経つはずなのに力率が分からず「まだ始めて1か月ですから」と言い出し、それではと思いオームの法則を用いた基本的な回路計算をさせたら(仲間内からは「中学の理科」と言われた程度の問題)それさえも解けず結局「パラパラとめくった程度ですから」と最後は弁解をし始めました。
と、いうことで試用期間中ですがめでたく清掃に廻されることとなりました。ざまぁみろ、です。入った時から色々とエラソーに言ってましたが先週末辺りから私が相当な圧を掛け穏やかに莫迦にした言動をしたものですからかなり大人しくなりました。最後は三角関数(数Ⅰですらない)とか虚数分母の有理化の問題とか散々子莫迦にしながら次から次へと出しましたが何一つ解けず最後は「実は高校は定時制でした。最初は普通に入ったのですが途中で母親がいなくなって(蒸発、だそうです・・・誰がそんなハナシ信じるか)それで・・・・」とかまた言い訳が始まったのでした・・・。入った当初に「数学は得意です」ってキッパリと言ったよな~、専門卒とか言ってたような~、と色々と前段階の話の上での今回の出題とそれに伴う対処でした。
若いうちだと言い訳はある程度許されるとは思いますが50代にもなって正に子供じみた言い訳のオンパレードで当初は辟易していましたがこの一週間は完全に私の玩具になってしまいました。明日も逢いますがおそらく褒め殺しのように接すると思います。
ちなみに清掃っていってもやることはゴミの回収ですからね。弊社では清掃部門で最底辺の業務となっております。・・・・ざまぁ!・・・・多分、本採用となったらなったで誰かの玩具になってしまい、それでキレて辞めていくのでしょうね・・・。
大分前に違うトピで書いたのですが数ある資格の中で有期の資格があってそれが「若さ」なんです。モンスター予備もあれでも20代なら何とかしてやろうとなりますが50代でそれはないだろ、ってなりますし試験に落ちた時でも20代や30代前半なら「将来への投資」って慰められますが40代後半、ましてや50代の場合だと「アンタには明日はないぜ」って思う人が出てきても致し方ないでしょうね・・・・・。
ですので資格勉強は若いうちから取り組むべき、というのはそういう側面もあることは知っておいていただきたいと思います。
>田舎ビルメンさん
40代50代で設備管理の世界に堕ちてきたのだから諦めて趣味をやりつつ適当な人生を送るという
選択肢も出てこないところが所謂「適当に人生を送ってきた」ツケのような気がします。
真剣に考えてないから、今更他人にマウントを取ろうとしたりします。
自分がどういう人間なのか普段から考えているのであれば少なくとも余計なクチはきかないように努めるはずです。
その人のように転職してすぐなら尚更です。
某保険のCMではないですが
「40,50諦めて」
です。
40というと昔なら不惑です。
その時点でしょうもないのですからもう一生しょうもないこと確定です。
私はそう思って普段の自己評価などをしています。
その方も清掃の現場で考え直す機会があればいいですが、まあ周りを呪って終わるでしょうね。
人生の勉強の7割は反面教師。そういう人を観て我が振りを直すようにしたいです。
専門卒でしたって言ってたのに定時制卒でしたって、もはや学歴詐称で訴えられる案件ですね…。
学歴、資格、職歴全てに置いて詐称しまくってる大ペテン師ですね。
学歴、資格の詐称は発覚した時点で訴えられてもおかしく無いのに…。
大学中退とかにして、証明書不要(中退だと中退した証明を求める所が少ない?)で一応大学に行ってましたよー、とかそんな詐称でもしてたんですかね…。
若さって誰にでも平等に与えられて時が来れば平等に奪われる財産ですね。
いい歳になってくるとホントに知力・体力・集中力・記憶力・理解力総じて気力が失われていくだけじゃなく、最近は「時の運」にまで見放されたような気がしてきます。のらりくらりと生きてきて運も使い果たしたのかな?と思いつつも、四十路も過ぎると今さらダメ人間をやめられないような・・・・
本当に若いうちに資格を取れるだけ取っておいたほうがいいですね。いつお迎えが来るかわかったもんじゃないと若い日々はエンジョイすることを優先してましたが、生き延びてしまったこの頃をどう過ごすかなんてことを若い日には考えてもいませんでした・・・反省・・・
>kamigamoさん
40代になると習慣になっていることはなかなか変えられないですね。
いや20代でも30代でも余程精神力が強くないと変えられないかな…。
ある程度資格を取ったらあとはなんとなく過ごせるのがビルメンのいいところなので
適当に生きていこうと思います。
私は、この世界は、学歴より資格と思います。学歴が物をゆう人材は、実力もそれなりなついてます。逆に高学歴がアダにもなります。手取りで35から40もらえる人は、資格+実力がついてます。
私もビルメンのような仕事ですが、今更学歴はどうしようもありません(取得しても意味がないです又その気もありません)ご年配の方が向学心で大学へ行かれるのはその人の価値観です。他人がとやかくゆう権利などないです。私は、すごく立派に思います。しかし私は学歴より資格の方が価値があると思うほうなので、資格勉強しますね(多分死ぬ間際まで)