巡回タイプビルメンの思い出

お金

昔書いたかもしれんけど

巡回タイプのビルメンをやっていた

電車で都内を回るやつである

車を使うのであれば運転下手マンの俺は避けるつもりだったが

電車だったので働いてみた

働いてみたらその会社は存外ジジイが多くて

俺の直属の上司も60歳だった

数年前にその会社がその上司の役職で募集を掛けていたから

会社が設定した定年になったのだろう

この上司は普段はそうでもないんだが

お客さんや会社にボコられた経験が多いらしくて

やたらとお客におもねるのである

電車移動であるから想像が着くと思うが

電車は遅れることがあるじゃないですか

俺が、電車が遅れることもあるとその上司に言うと

「遅れるぶんも計算して早めに出るのが会社員だ」

などとのたまうのである

人身とかどうなるんですか、と問うとそれも計算しておけという

無理言うなと思ったよ

都内は縦横無尽に電車走ってるしバスもあるから着かないってことはないけど

人身なら代わりの路線を探すのも大変だし、相手も分かってくれるだろう

業者との待ち合わせなどもあるから遅れるのは良くないが

不可抗力の範囲だろう

あとは俺とその上司で

常駐員の爺さんたちが居るビルの年次点検立ち合いの話になった時に

俺は当時電験を持っていなかったし、その上司は3種持ちだったが

「ビル万くんは電験を持っていないからなー」

と、常駐員の爺さんたちの前でやたら声高に言ってくる

いや俺は確かに持ってないけどそんな声高に言うことかね

俺が当時、科目合格だけしかしていないのを知っていたから

マウントを取りたかったんだろうね

俺が東京で逢った大人のうちで一番子供っぽい人で

困った人だった

大学の電気工学科を出ていたが電気の仕事を本格的にすることはないとのことだった

その昔、年次点検のときに常駐員の爺さんに騙されて軽く感電したことがあるとかで

「電気は怖いからね」

が口癖だったよ

正規の電気工学科出てるのにそんなもんかと俺は思ったもんだ

嫌な人だったけど東京で逢った人の中では一番印象に残ってるよ

悪人では無かったし、小心者でいつも金が無いと言ってて

(病院に行きたいけど金が無いとのたまってて、なんでそんなに金無いんだよと思ったよ)

弘兼憲史の漫画に出てきそうな感じだったからかもしれない

今時珍しいくらい見事なスダレハゲだったし、キャラが立っていたね

スダレハゲになるくらいなら坊主にしたらいいのにな

何か主張があったのかね

俺のくだらない思い出はいいんだけど

都内に居る人は巡回ビルメンやるなら電車で回る会社もいいよ

電車から色んな景色が見られるし、車運転しないからストレスも少ない

変な上司が居るかどうかは分からないし選べないけどね

それは普通のビルメンでも同じか

ビルメンは現場で決まるからね

良い現場、良い上司に当たるように祈ってるよ

コメント

  1. 赤い左辺 より:

    大学の電気工学科卒の先輩は特徴が強い方だったのですね。私の知人にも大学の電気工学科卒の人がいるのですがビックリするような人でした。

    その人は九九が分からないのです。それでいて、5年の経験でいきなり電験1種を認定取得できるという信じられないような権利を持っていました。

    聴けば大学には指定校推薦で入って学科は問われなかったそうです。結局、卒業まで九九はマスター出来なかったのに留年することなく卒業し一部上場企業子会社(技術職)に就職されました。

    要領や運の強さで生きられる人がいるもんだなあと感心しました。ビル万さんの先輩も実はこういう口かもしれませんね。

    • ビル万 より:

      >左辺さん
      コメントありがとうございます(^^)/

      え?九九ですか?九九が分からない…?
      過去一の勉強できない人出てきましたね…私生活に支障が出ると思うんですが…。
      大学でも学力を問われなかったということはもの凄い権力を持っている実家があるとかですかね?
      運とか実力とか以前の、伝説の人ですね。

      私が勤めてたのはデカい会社の孫会社くらいの中小企業です。
      親会社で駄目だった人たちが天下ってくるのですが
      駄目だった、と言っても大企業に勤めてた人たちなので
      学歴も凄かったし年収も保証されていました。
      私の上司はその孫会社に中途で採用された外様の社員で
      天下ってきた人たちにアゴで使われる立場の人です。
      なので、要領などは特によくなかったと思います。
      常に自分より社会的階級が上の人たちにビビっていて
      「あの人たちの時給は俺たちとは違うんだ」
      「だからお待たせしたりしたら駄目なんだ」
      などと言っていました。
      私はヘソが曲がっているので
      「何言ってんだこいつ。天下りのおっさんたちの3分の1くらいの給与でそこまでやれるか」
      と思ってすぐ辞めてしまいました。
      上司も私も世渡りは下手だというお話でした。

  2. 管技マン より:

    ビル万さま
    お疲れ様です。

    マウントはビル面の仕事だともはや必ずいるので、境界線をきちんと引いて相手にしないという スキルがビル面をやる場合 本当に必須に思いますね…

    いやでも、結局人間って自分に自信がない人はどこの業界にもいて、わけのわからない 競争してくるというのはあるので管理技術者になってもいますよね…

    第二種電気主任技術者の仕事に行くのが怖いのは、第二種電気主任技術者でもビル面みたいなレベルが低いとこならまだしも

    本当にハイレベルなところだと、この競争のレベルが単に精神衛生を害する程度のレベルではなくて、本自分の実存を害するレベルになってくると毎日しんどいなあとか思ったりします。

    そう考えるとビルメンや管理技術者のしょうもない低レベルな危険物がどうだとか電気主任技術者3種はどうだとか、検電の順番がどうだとか、しょうもないマウントの方が精神的に楽かなとも思ったりしてます…

    • ビル万 より:

      >管技マンさん
      確かに…しょうもない争いをしているというか出来るくらいが
      良いのかもしれないですね。

      どちらが上だとか俺のほうが知っているとか
      そういう小競り合いをしながら小銭を貰って
      いつの間にか年を取ってしょうもない命を終える…
      何もない通過するだけの人生で争い合ってどうなるのか…
      などと達観も出来ずついつい争いの毎日…。
      小人物の身の上で悲しいです笑

      何の仕事をするにしても
      本当の喧嘩にならないくらいでやっていければいいなと思います。

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