今更だけど。
去年試験に落ちましたが
電力管理で落ちたと思ってる。
機械制御はそれなりに書けたので
受験番号を書き間違えたとかでない限り落ちた理由は電力管理だろう。
去年の電力管理は論説が多かった。
しかしながら
問3の電磁誘導障害の問題が解けなかった時点で
負けだったと思う。
あれは、30点取れなければいけない。
30点取って初めて勝負が出来たと思う。
問4は尻込みして解けなかったとしても問3は解けないと
そもそも勝負の土台にすら上がれていなかったという判断でいいだろう。
そういう意味でも完敗だったのだけど
論説ももっと書けないといけなかった。
問6(2)太陽光の自立運転は意味が分からなかったとしても
他の問題は普通に論説対策していれば半分は書けた。
要するに試験に通る勉強はしていなかったんだな
と反省しています。
論説は…ちょっと踏み込んだ内容になってきているので
例えば以前なら機器の役割くらいを聞かれていたけど
今は役割と仕組みを100文字以内で、とか
少し詳しく書かせるようになっている。
去年の問1(1)がそうで
復水器の役割と仕組みはギリギリ書けても
復水ポンプは役割まで書けても仕組みは書ける人どれくらい居ただろうか。
問1(2)の脱気器も大抵の論説対策本では
「役割」の溶存酸素を取り除いて腐食を防ぐまでは書けても
「仕組み」のタービンの抽気を使って給水を飽和温度まで加熱することを知っている人は
火力の施設で働いている人ではないだろうか。
ただ、どんな問題が出ても半分は取りたい。
そのためにも論説対策をしっかりやっていかないといけない。
計算問題は簡単なものは落とさない。出来れば2題取って2題とも20点以上取る。
あとは機械制御で踏ん張る。
…という作戦とも言えないことを考えている。
電験2種は難しい試験なので
俺程度の人間だと運にかなり左右される。
やったところが出て欲しいものだ。
勉強の質は相変わらず悪い。
幸いでもないが、時間はそれなりにある。
量で補っていかなければ。
そしてできれば、運も手繰り寄せたい。
コメント
このような分析はとても大事だと思います。得点計画あっての勉強ですからね。
私もいろいろ考えあぐねたものです。私の場合、捨て分野をあぶり出して、なるべく勉強の手を広げないようにしてました。少ない能力でいかに得点につなげるかという事です。
もっぱら計算問題でこういった絞り込みをしてたのですが、絞り過ぎると使える手が少なくなり、本番で行き詰まって用意もしていない論説に手を出すという賭けを繰り返してました。
今思えば絞るだけではなくて、新たな得意分野を作ったり、計画的に論説を勉強していたら早期に合格できていたかも知れません。
具体的には対称座標法をマスターしたり、ボイラーの論説をマスターしたりですね。特に対称座標法は避ける受験者も多いのではないかと思います。私も捨てましたが「時間があれば対称座標法を会得できたら得点計画が楽なのに」とずっと感じていました。
birumanさんがもし余裕があれば、計算問題で何か一分野プラスしたり、論説をしっかり準備したりとかしてみても良いかも知れません。
>左辺さん
合格者のご意見大変ありがたいです。
論説がどこまで書けば、どのように点が取れるのか
電験2種はYouTubeなどで解説動画が増えてきましたが
流石にそこに言及している動画はありません。
というか配点すら分からないブラックボックス試験であり
大学などでは当たり前の得点開示も出来ませんし言及しようにも出来ないですね。
現行試験制度が始まって30年近く経ちますが、非常に対策が立てづらい分野です。
ひたすらキーワードを覚えてまとめて、本番で対応力を鍛えていくしかないのかなと
考えていますが情けないことに論説で得点している自分が浮かびません。
用語などとにかく覚えづらいなという印象です。
表面的なことならまだよかったのですが、本文にも書いたとおり近年は
役割と仕組みなど踏み込んできていますし文字数制限もあります。
計算問題で複雑なものは時間の事もありますが
計算間違いなどもあり私では得点していくのが難しく
去年の問3のように点取らせ問題を落とさない事が重要なのでしょう。
論説が電力会社で勤務している人の救済措置であるように
簡単な計算問題は一般受験者の救済措置であり、落としたらそこで終わりだと考えて
解かせてやろうと試験センターが出してきたものは確実に取っていきます。
相対点数でなく絶対点数で6割取れれば合格なのですから
フルタイムで働かれている人ならともかく、私のように時間がある程度あって2回落としたなら
勉強自体が向いてないレベルです。
なんとか合格したいです。