【すいません】電験3種の認定取得は普通にできるようです

前にこんな記事を書いたのですが

電験3種の認定取得について

ここでは認定取得に否定的でした。

ですが実際はちょっと様子が違ったようです。

電気科卒なら普通に取れる

こないだ20代後半の電験持ちの人に会ったのですが、その人は認定取得でした。

工業高校の電気科卒だそうで試験で取ったんだろうなと勝手に思っていたら

「認定なんですよ」

と事も無げに言われて驚きました。所属は別に大会社でもありません。

そこで認定取得の内情を教えてもらったのですが別に難関という訳ではなくて試験の内容は勤務している建物の書類や図面を揃えて口頭試問がメインです。

図面から変圧器のこの配線からどこに送られていますか?、責任分界点はどこですか?、コンデンサで電流はどうなりますか?などごく初歩的な質問です。

電験の試験よりは簡単ですが現場の知識が問われますのでボーッと働いていたらとても無理ですね。

そうは言ってもその方も

「簡単に取れるかは経済産業局の担当者によりますよ。」

と言っていました。

しかし一年間のうちに何回も受けられますし試験のやり直しが出来るってこと自体が一般のペーパー試験とはかけ離れていますね。

結局大会社に勤めていなくても十分に認定取得は可能ということが分かってかなり羨ましかったです。

電気科を出てない我々は試験で取るしかないのですね

私はFランク大学の電子科ですが全く内容を覚えていません。半導体がシリコンでできているということだけ辛うじて覚えているくらいです。

電験の受験はオームの法則からやり直しました。

ですので文系出身の受験生の方と何の違いもありません。

電気科を出ていれば大会社でなくても取得可能だということが分かっても単位取得していない私達には関係ありません。

2年間電気の専門学校に通うお金があるなら別ですがそうでない場合は試験で取るしかないのです。

まずは参考書を開いて両手をフレミングの形にしてみましょう。アンペアの右手の法則でもいいですよ。

とにかく毎日1分でも勉強して電験を取っていきましょう。

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コメント

  1. NNN より:

    こんにちは!電験の認定取得は電験取る前は憧れると言うか嫉妬してましたね〜

    >「簡単に取れるかは経済産業局の担当者によりますよ。」

    それ以上に大変なのは認定取得の為の実務経験証明書を貰うことだと思います。

    会社にとっては利益を産まない余計な仕事(書類作成)だから、こいつなら出してやってもいいか!と言う感じに日頃の覚えがめでたくないとぜったに無理ですね。

    ビル万さんが出会った20代の認定取得者も印象がいい感じの人じゃなかったですか??

    そうやって技術職からも(よく言えばですが)尖った人間が排除される制度や風潮があるから日本は最先端の分野で遅れを取ってしまいがちな……………。
    これはちょっとオーバーな話ですが

    • biruman より:

      >NNNさん
      コメントありがとうございます。

      実務経験証明書はその会社が3種取得者を必要としてるかどうかで
      取得難易度が変わってくるのかもしれないですね。
      そういう会社に居た20代取得者の方は証明書を簡単に取れたようですし
      電験取得者の数が少ない地方に居たようなので経産局にも数回しか行ってないようです。

      電気の知識技能よりも口八丁手八丁の人が重宝されてるのはあるようですね。
      私は口先やおべんちゃらは全然駄目なので技術や知識で生き残るしかないと考えています。

  2. 田舎ビルメン より:

    私の住まいから半径100mに電験持ちが私を含め3人います。
    田舎ですからその辺の情報は早いです。
    その中の一人が市役所勤務の認定三種です。
    認定者の話ではとても大変だった、と言っていました。
    田舎ですから前泊しての担当者との面談(面接)。
    それも3回行って、やっともらえた、とのことです。
    電話で根回し、確認したにも関わらず2回ではダメだったらしいです。
    (順調であれば2回で終わるのだそうです)
    それでも「自分は役場(当時)勤務だから3回で済んだと思う」とも言っていました。
    私が住んでいるような田舎では認定のために使う労力も違うようなので、その辺も
    含めて「田舎のこれから」にもコメントできたらな~、って勝手におもっているところです。

    • biruman より:

      >田舎ビルメンさん
      お久しぶりです。

      認定は地域によっても結構差があるようです。
      九州がものすごく厳しいという話で近畿や中国四国はあまり厳しくないとか。
      これは電気管理技術者の認定も同じみたいです。経済産業局の伝統なのかもしれません。

      田舎はこれからものすごい勢いで人口が減っていきますので
      若い人は出来れば都会に、それも東京がいいかなと思います。
      憧れ的なものでなくビルメンの仕事に困ることはないからです。

      家に老親が居て心配だ、などという理由がない場合は
      田舎で2、3年ビルメンの経験を積んで都会に行くのは十分にアリだと思います。
      実際、色んな人が居るのでパートナー的なものも見つかりやすいですし。
      タイミングが合えば若い人には挑戦して貰いたいですね。

  3. オトボケビルメン より:

    電験認定考えられない 前職場は、工場(世界上位何位ぐらいの)会社から認定で行ったパイセン完敗です5回位いったかな最後に県の担当者から試験で取れとゆわれたそうです。
    自分は認定校でないので試験です。私が入社したころでその状態ですので、かなり昔から認定取得は、できないと思え!だったです。景気や社会情勢で少しは緩和されるかもしれないですね、コロナ景気悪化で雇用確保のため試験や認定が緩和されたりしないかな

    • biruman より:

      >オトボケビルメンさん
      認定は電力安全課の担当者と申請の時期、企業規模などさまざまなことが絡み合います。
      一般的には難しいとされる3種⇒2種の認定ですが電力会社出身ですとスルスル通ったりします。
      財閥系の人で一度も試験を受けたことがない電験1種取得者も居ます。
      その辺は最近流行りすぎて食傷気味な「忖度」です。お役人も空気を読みますから。
      自分たちが退職した時に天下りを受け入れてくれるような大きな会社に牙を剥いたりはしません。

      私も認定で2種を取れればなあと考えたことがありますが認定自体非常に不安定な制度ですし
      今ではやはり試験で取得して免状番号の頭文字を「E」にしたいと考えています。
      知識も技能もないのに上級免状を取得してもあまり嬉しくないですから。