ピット、というと何でしょう。
パルテナの鏡の主人公ではないです(・・;
現場では地面の下にある空間の事をピットと呼んでいます。
事故が結構多い
前に「安全に気を使わない設備現場があります」でも少し書きましたが
このピットに降りる(「潜る」という事もあります)時は非常に注意が必要です。
酸素が無い場合はあっという間に死にます。気がついた時は体が動きません。
硫化水素などの有毒ガスもそうです。ほぼ即死です。
長い間地下の閉鎖空間に溜まり水があったりするとプランクトンが酸素を使ってしまい
潜ったピットが酸欠状態だった…笑えませんね。
現場に頻繁に降りなければいけないピットがあり、そういう作業に従事しないといけない場合が多い時は会社に言って「酸素欠乏危険作業者」の資格を取らして貰いましょう。
そして会社にこういう道具を買ってもらうと…。
少々高いですし校正も必要ですが作業中に人がバタバタと死ぬよりは全然マシです。
「高い」
と文句を言われたら
「じゃあ人死にが出て労災になって労基に踏み込まれてもいいんですね?」
と言い返しましょう。
とにかく事故は絶対に避けましょう。
ビルメンの仕事で死んだら死にきれませんからね…。