顔に出る人は要注意
知ったかぶりを見聞きした場合に皆さんはどうしていますか?
ビルメンをやっている人は良くも悪くも顔に出やすく変に真面目な人が多いのでつい指摘してしまうのではないでしょうか。
多くのビルメン現場ではその行為はとても悪手となります。
謝れない人が大半
そもそもビルメンのメンタリティは中学生くらいです(管理人もそうです)。
普通の中学生ならまだいいのですが、いわゆる「イキリ」が入っていたりします(管理人もそうです)。
ブルーカラー現場で見た目はいいオッサンなのに「この間車運転してたら生意気なやつが居たので○○してやった」などという人に出会ったことはないですか?
しかも声高に周りに聞こえるように吹聴している…。
あの手の人が跋扈しているのがビルメン現場です。
自分に自信がないのは良いのですが、自信がないという自覚もないんですね。
現場仕事ですと落ち着いて自己分析をする機会がないので、よくある話です。
まあ自己分析がしっかりしていればビルメンまで堕ちてくることもありませんし、間違って入ってきても脱出することになりますが…。
閑話休題。
要するに間違ったことをしていても命に関わったりあとから大損害が出たりする場合以外は放っておいたほうがいいです。
指摘して逆ギレされたり、
「俺はこう習った」と言われ不機嫌になられたり、
その場では納まった感じになっても「今度の新人は生意気だ」となって陰湿なイジメが始まったり…。
そもそもビルメン現場にスペシャリストは居ないので何が正しいかは良く分かりませんよね。
管理人はいくつか仕事を変わるうちに現場が回っているのであればいいんじゃないか、と考えるようになりました。
こうして管理人のようにビルメンは堕落していくわけです。何か生産する現場であればこのようなことはなかなか無いです(無いはず…)。
生産現場だと間違いは損失に繋がることもありますのでビルメン現場よりは結果に敏感です。
とにかく揉めないことが平和に生きていく道
明日同僚がモンスター化して一気に勤めづらくなったり変な上司が来て改革(笑)が始まったりするか分からない現場。
今の職場だっていつまで勤務するか分かりません。
もちろんそんな現場ばかりでなく本当の意味で全員が真面目に勤務している所もあるでしょう。
ですが過半の現場では流れ流れてビルメンになっている人が多いのです。やる気も知識もありません。
わけの分からない人が古参だったりすると長年熟成された現場は尚更カオス化しています。
そんなところで新参である貴方が道理を通そうなどとしようものなら…。
懸命な皆さんにはどうなるかお分かりかと思います。
どうせ明日辞めるかもしれない現場です。
適度に真面目に、適度に不真面目にやっていきましょう。
コメント
こんにちは。
ビル万さんの記事は実に如実にビルメン業界を描き表されていると、いつも感心させられます。
“ 「俺はこう習った」と言われ不機嫌になられたり、”の下りは、まさに私も遭遇いたしました。ボイラー排水pH調整用の炭酸ガスボンベのバルブは全開にしたらダメって言うんですよ、今まで付いてたボンベのバルブ開度と同じだけしか捻ってはダメって。
その配管の先にはレギュレーターもあれば流量調節弁も流量計もあるのに。
びっくりした以上に、この子の事を不憫に思いました。レギュレーターや流量調節の事を教えてあげようとしたのですが、上述のような事を吐き捨てられましたよ。
一日中、監視室でスマホやタブレットをいじってる若い子。それを全く注意しようとしない上司たち。公的資格より勤続年数と社内でしか通用しない職位が最重要と言う価値観。事業部や会社が未来永劫安泰だと思い込んでる40代。
自分自身のアホさに気が付かない、正真正銘の「アホ」の集まりの現場でしが、色んな意味で勉強させていただけました。合掌。
今は自分以上の方達ばかりの組織の中で、楽しく仕事しながら自己研鑽させていただいてます。
>うんこたれ蔵さん
ビルメン現場はなんというか生きながら死んでいる人がいる場所という印象です。
「何もしたくない」そう豪語する人が多いです。
考えることを放棄して、食事をして排泄して呼吸しているだけ…嘘のような人がいる世界ですね。
薄給でも当然のことです。
以前も申し上げたかもしれませんが、少しでもまだ何かについて
「これをやりたい」「あれを出来るようになりたい」
と考えている人は必ずビルメン業界から離れていきます。
全て諦めている人、責任だけは絶対取りたくないタイプ、いちゃもんを付けるだけの人…。
そういう人だけが残ります。
たれ蔵さんは離れられて正解だったと思います。
馬鹿は、伝染りますから。